2006-09-04から1日間の記事一覧

追記

社会学に限らず、社会科学すべて、いや、自然科学の分野でも、論考にあたっての基本は「信じて疑う」ことだと思う。だから、いまさら「常識を取り払え」とか「当たり前を疑え」といわれても、今ひとつピンと来ないのだ。

「あたりまえ」を疑う社会学 質的調査のセンス(好井裕明)光文社新書

本の中身とタイトルの間に強い関連が見られない。著者の述べたいことは、サブタイトル扱いになっている「質的調査のセンス」だと思うのだが。。。エキセントリックなタイトルをつけておけばいいや、という編集者の怠慢を感じる一冊。

「社会調査」のウソ−リサーチ・リテラシーのすすめ(谷岡一郎):文春新書

世の中で発表される統計のほとんどはゴミ、というのは、少しでも統計学に興味を持つ人の間では自明の事実だ。 統計に興味のない人にもその事実が伝わるように書いたのならば、もう少し事例に対する解説を丁寧にした方が良いと感じた。

まだまだ

起きてから職場に移動するまでが大変だった。 まだ「何をどうすればどうなるか」という因果関係は明らかではないものの、外出距離の長さに比例して、翌日の痛みの度合いが増すようだ。まいったねぇ。 ともあれ、ただただ養生しているわけにもいかないので外…