AFV鑑賞会(Up Front)

今回のMVP。よくがんばりました

今夜も無理を言って、カエルさんとUp Front。来週以降に始めるキャンペーンのために、未修得ルールの練習と、導入済みルールの確認作業が中心だ。
本日のお題は「AFV」。Armor(ed) Fighting Viecleの略語で、日本語に無理やり訳すと「装甲戦闘車輛」になる。あ、そこの人。AV(Adult Video)じゃないよ。残念。

アップフロント・シナリオT(Up Front-Scenario T)/21回目/2人/辛勝
キャンペーンでは、カエルさんが日本軍、私がイギリス軍を担当することが決まっている。この両軍が登場し、かつAFVルールの初歩が修得できるシナリオT「Armor Patrol」を選んでみた。攻撃側のイギリス軍にはAFVが一両(ブレンキャリア)が与えられている。勝利条件は、シナリオAと同じだ。
開始前の編成
イギリス軍分隊を構成する8人のうち、4人を距離4まで前進させなくてはならない。ブレンキャリアはグループCとして配置し、Aには前進グループの4人、Bには支援射撃を担当する4人を入れてみた。射撃に優遇があるイギリス軍なので、このくらいの編成でも何とかなる……のか。
序盤
まずブレンキャリアを前進させ、日本軍の火力グループ(B)にプレッシャーをかける。最初の地形配置で丘に陣取ったグループBも同じ相手を狙う。ブレンキャリアには砲兵器が搭載されているので、兵士には使えない射撃カードもバンバン使い、日本軍の足を止めてみた。その間に、Aグループは涸れ谷を通り、距離2へ前進。幸先の良いスタート。
中盤
イギリス軍のアウトレンジ射撃+十字砲火が冴え、鬼軍曹と名の高いOkimotoをKIAに追い込む。これで、日本軍の前進グループ(A)の戦闘力はかなり減った。また、火力グループの一人も潰走したので、全体の戦闘力を殺ぐことができている。ブレンキャリアは距離3に、前進グループは距離2。これは行けそう……と思ったら、日本軍の狙撃兵が登場。前進グループAの、よりにもよってSLをKIAに追い込んだ! これは厳しい。たまらずグループAを後退させて相対距離を1とし、日本軍の射程範囲外へ避難。
終盤
このままでは勝利条件を満たせないので、火力グループのBも前進を開始。距離2まで進んだところで、日本軍の猛反撃を受ける。4人中1人が潰走、残り3人もピン状態。ブレンキャリアの砲撃で沈黙させようと試みるも、これがまったく当たらない。なんとかBグループを涸れ谷に入れ、回復カードでしのぐ。そうこうするうちに、前進グループAは距離4まで進んで建物(-3)に到達。これで3人。残るはあと一人。ブレンキャリアは、距離3まで前進したところで日本軍のグループCにブロックされている。オーバーランをかけようにも、相手は建物内。移動不能が怖いので、突撃できないこの辛さ。
結末
グループBは、半ば崩壊しながらも距離3へ。この時点で残っているのは1人だけ。この一人が距離4まで前進できるかに、勝敗がかかっている。移動カードは手元にあり、回復カードも十分ある。地形カードも、-3の建物が手に入った。鉄条網と河川、湿地が置かれる心配はない。あとはただ一つ、高い修整値を持つ隠蔽カードが手に入れば……。ブレンキャリアとグループAで射撃カードを「消化」し、ひたすらデッキを回す。3デッキ目も残り枚数が半分になったところで、ついに隠蔽カードがやってきた! あとは日本軍の弾切れを察知して、一気に前進するのみだ。……願いは叶えられた。Bグループの最後の一兵が、建物にたどりつく。ふぅ、ギリギリの辛勝。
終了後の感想
今日は、薄氷を踏むような展開だった。やっぱり、途中でモメンタムが切り替わる。その瞬間をどう捉えるかが、このゲームの勝率を左右しそうだ。それにしても、良い勝負だったので楽しかった。今日もお付き合い頂いたカエルさんに感謝。

キャンペーンに向けて

対戦後、キャンペーンに向けていくつか相談。今回のキャンペーンは、こんな感じで行くことに決定。

  • DYOの採用。部隊編成は、AFVを除き、かなり自由に。
  • 両軍とも一名のみ「自分の分身」を採用可能。DYOポイントは10。
  • シナリオは全7本構成。A/M、N、W、Q、T、F、Lの順。
  • 攻防あるシナリオは「前シナリオの勝者が、攻撃側」を担当。
  • 基本は、1日1シナリオ。対戦後に次回シナリオのルール確認を。


最初のシナリオA/Mは、歴戦の勇者達が戦ってきたはずの「パトロール」。241ポイントで、どんな部隊編成にするか、いろいろ考え中。人数減らしてLMG二挺体制とか、逆にLMGを削って人海戦術とか。ワクワクしてきたぞー。