不具合の検証(OS編)

何となく、使いにくい……と印象を述べていても仕方ないので、Vista・RC1の具体的な不具合を調べてみた。アトランダムに並べてみる。

  • 管理者じゃないの?:Admin権限があるはずのアカウントでログインしているにもかかわらず、一部の設定を変更しようとすると[システム管理者ではないので、変更不可能]というような警告メッセージが表示される。具体的には、デスクトップアイコンの変更ができない、といった不具合が生じる。
  • プリンタ共有ができない:プリンタサーバ経由での共有が不可能。プリンタを認識できないらしい。
  • 表示メッセージが多い:警告/経過表示など、表示されるメッセージが多い。進行状況がわかりやすい、というわけでもなく、複数のメッセージをいちいち確認しなくてはならないので手間が増える。
  • 意味が分かりにくいメッセージが多い:ファイルコピー/移動時に[プロパティを含めずにこのファイルをコピーしますか]と確認するウィンドウが開く。これ、何? その他にも、コントロールパネル回りで“一見しただけでは意味がわからない/意味がわかりにくい”メッセージが多い。
  • 詳細表示がおかしい:拡張子がtxtのテキストファイルのみを保存したフォルダを開いてみた。すると、表示項目がおかしい。[名前]はともかくとして[エンコード][アーティスト][アルバム]などの項目が並んでいる。[名前][更新日時][サイズ]のみを表示するように変更して、再度開くと元通り。
  • ヘルプがチャンポン:不明な点があってヘルプを開くと、日本語と英語のチャンポンで表示される。かえってわかりづらい。中途半端にローカライズしないで欲しい。英語なら英語でいいから。
  • フォルダが残る:デスクトップ上にあるフォルダ(ファイルではなく)を、別のドライブに移動(コピーではなく)したとき、元のフォルダが残ってしま(XPでは元のフォルダは削除されていた)。デスクトップを整理するには残ったフォルダを再度削除するという二度手間が必要になる。