雨(三善英史)

移動中は曇り、作業中も曇り。下草刈りやら、焚き火やらをしていたので、暑くてかなわなかった。湿気が強いせいもあるだろう。「どうせなら、早く降ってくれい」と空に願ったら、ちゃんと降ってきた。でも、小雨ではちっとも涼しくならない。


ふと、作業場の方を見ると、雨の下で、濡れながらたたずむ人(たち)がいる。うーん。「持ってる係」や「見ている係」なんて、任命した覚えはない。困ったもんだねぇ。