中高年強化合宿・第3日目

ちびっ子も参加

本日のメインイベントは、山岳登山。北アルプスにある独立峰を、参加者全員で登る。心身を鍛えることが目的だ。地元の方もあまり登らない山とあって、町場から登山口までのアプローチが長い。登山口から先の道もあまり人が通らないようで、行程のほとんどはクマザサの中を藪こぎという状態。ルートは砂礫ですべりやすく、時折ぱっくりと崖が口を開けている。ピクニックやハイキングではなく、アドベンチャー・トレイルという感じか。ルートの特徴に加え、参加者の登山経験が不足していたため、途中ではかなりのフォローが必要だと判断。万が一に備え、ザイルとカラビナを携行した。


ところが、だ。普段の生活ではあまり体験しないような自然の面白さに目覚めてしまったのか、参加者のテンションが異常に高い。良い意味での緊張感を持続しながら、あっさりと山頂に到着してしまう。登山地図のコースタイムよりも、じゃっかん早い。下りこそ疲れから時間がかかったものの、全員元気なままサイトに戻る。嬉しい誤算といえるかもしれない。


帰営、夕食、消灯のあとは、深夜の非常呼集訓練。ここでも元気。今年の参加者は、少しおかしい。