疑似科学入門(池内了):岩波新書

疑似科学入門 (岩波新書)
仕事で、学生街に出かけた。書店で並ぶ本を見る。ふだん行っている商店街の書店とは、ラインナップが明らかに違うところが面白い。昨日探して見つけられなかった(品切れだった)本書が、学生街の書店では平積みだった。で、この本。分析の仕方が面白かった。こんな風にすっきりまとめられるのが「科学者」か。論点の表明→背景の分析→問題点の指摘→対応策の提案……。最後の部分がちょっと弱い気がするのは、読者各自に考えてほしいからだろうか。今年の69冊目。