言い訳のしやすい時代

今夜の打ち合わせに参加して思ったこと。イベントの一部準備を任せていた担当者、ちっとも作業を進めていない。理由を聞くと、「○○症候群の傾向があるので、できません」という。心の病の一種だそうな。
よーく聞いてみると、正式な診断(どういうものかはしらない)を受けたわけではなく、Web上の一問一答テストに回答して「○○症候群の“傾向”がある」ことがわかったという。


五万歩くらい譲ろう。心の弱い状態の方に、作業を任せたのは私が悪かった。申し訳ない。


でも、思う。そうやって「○○症候群の傾向」のせいにして、あたかも自分は何も悪くない、という態度を取るのは間違いだ。自分がそういう状態であることを自覚して、作業をお願いしたときにきちんと断って欲しかった。


……と本人に告げると、「○○症候群の傾向がある人は、人からの頼み事を断れないのです」と、また言い返された。言った私が悪いのか、そうか。


心的なストレスや、肉体的な疲労から、心も含めた体調を悪くする人がいることは理解している。しかし、何でもかんでも「外的な要因(たとえば病気)のせいにする」のは止めてほしい。そういう人と付き合わなくてはいけない私の方が、心が折れてしまいそうだ。