傲慢な発言

フットボール(サッカー)は門外漢。全然、まったくわからない。そのことを承知の上で、最近思ったことを書く。

ワールドカップで一次リーグ敗退した日本人選手のインタビューや、各種の報道を観ていると「自分たちのサッカーができなかった(から負けた)」という意味の言葉が頻繁に出てくる。これ、ものすごく気持ち悪く感じてしまう。対戦相手に対するリスペクト(尊敬の念)が、感じられないからだ。こういう発言/発信をする人は、自分たちの長所を出せば常に勝てる、とでも思っているのかな? だとしたら、ひどく傲慢な発想だと思う。
勝っても負けても、すべて責任は自分(たち)にある。その考え方は嫌いではない。けれど、もう少し素直に相手の力を認めてもいいんじゃないかと思ってる。

PatsのベリチックHCは「自分たちはベストを尽くした。素晴らしいプレイもいくつも決めた。けれども、相手の方がほんの少し多く良いプレイを決めた。だから負けた。今日は相手を称えたい」という言い方をよくする。負けず嫌いが悔し紛れに言っているように感じる人もいると思うけど、オレはそっちの言い方の方が好きだね。


追記)
書きながら思ったけど、いつも「自分たち」なのね。「自分」じゃないのね。