分厚いルールが好き

最近、このブログでは、いわゆるドイツゲームではなくウォーゲーム/シミュレーションの話題が多くなっている。ドイツゲームがつまらなくなったわけではない。何となく「分厚いルールブック」を読みたくて、というのが大きな理由だ。
ドイツゲームの良さは、(ウォーゲーム/シミュレーションと比べて)ルールがシンプルなところにある。プレイヤーごと、担当する陣営ごと、ゲームの局面ごとの特別ルールは少ない。枝葉の部分を省略し、システムの根幹を見通しよくプレイヤーに提供している。そのため、プレイヤーは「個々のルールをいかに適用・運用するか」を競うのではなく、純粋にプレイの巧拙を競える……と思っている。
ただ、「ルールブック自体の読み応え」という点では、ウォーゲーム/シミュレーションの方が上だ。各種の特別ルールで、デザイナーが何を表現したいのか。どんなことをプレイヤーに要求しているのか、その「謎かけ」を読み取っていくのは、ある意味で物語を読むことに似ている気がする。
長編小説ばかりは飽きてしまうように、短編小説ばかりでは飽きてしまうように、ゲームの「そのときの好み」は揺れ動く。今はちょうど、ドイツゲームのルールよりもウォーゲーム/シミュレーションのルールが気分に合っている、ということなのかもしれない。


そんなわけで、今夜もルールを読んでいる。Up Frontは終わったので、次は久しぶりに3Rのルールを読んでいく予定。こりや、読み応えがありそうだ。プレイ機会はなさそうだけど(苦笑)。

高速カードバトル カードヒーロー(任天堂)

高速カードバトル カードヒーロー
2002年頃だっただろうか。当時、耐久レースのチームメイトだった相棒から紹介されたのが、前作の『トレード&バトル カードヒーロー』だった。TCGと言われるジャンルは初めてだったけれど、とても楽しく遊べたのを覚えている。レースの待ち時間に相棒と対戦したり、自宅で対戦したりした。
あれから年月を経て、待望の続編が登場した。タイトルの“高速”が気になるところ。すぐに遊ぶ予定はないが、しばらくしたら入手してみようと思っている。


夜になっての追記)
カエルさんのコメントを拝見して、俄然やる気に。さっそくAmazon.co.jpに発注。さっき到着。来週火曜日の仕事納めが終わったら、研究してみることにしよう。そうしよう。

平日二人会

忙しい上に体調不良のPHYさんに無理を言い、二人ゲーム会を開催した。昼から宵の口まで3タイトル。今日も面白かった。

蒸気の時代・拡張マップ・オーストリア(Age of Steam Expantion Map Austria)/2回目/2人
先日の袋小路で、moonさんと対戦したマップ。今日は惨敗。初手の重要性を思い知る。追加の株券発行がないのは良いルールだなぁ。
トワイライト・ストラグル(Twilight Struggle)/18-19回目/2人
2回とも、USSRを担当。二連勝(やったね!)。カードの巡りが良すぎた。一戦目は3〜4のOP値を持つカードしか来ないし、二戦目はスコアリングカードがベストのタイミングで登場。ふむ、こういうこともあるんだなぁ。