銀河大戦記・会

taroさんと一味さんに来て頂き、前から遊んでみたかった「銀河大戦記」をメインにしたゲーム会を開く。

3人。評価の高さを聞いて入手したものの、利用するカウンターが手に入らず、プレイに至っていなかったタイトル。taroさんがカウンターを用意して下さって、念願の初プレイを行うことができた。
ゲームの流れは、私の愛してやまない「拡大再生産・最初は何もできない」というタイプ。プレイヤーごとの考え方、運によって、自陣営がどのような勝ち筋を目指していくかが決まる。
最初の2ターンほどは、[W:天才的科学者]のチットを早期に獲得した一味さんがリードする展開。資源消費なしでハイテクチットを5枚入手できたのは大きかったようで、他プレイヤーを生産力で圧倒する。ところが、そのあとはダイス運にめぐまれず(赤ダイスはダメの法則)、[N:スーパーコンピュータ]を開発した私がやや優勢な展開になる。銀河中央部付近も押さえ、生産力を確保して、勝ちに近いかと思われた。
ところが。
いかにも“らしい”二つのハイテク技術、すなわち[J:火器管制システムの発達]と[T:電撃戦法の確立]を実用化したtaroさんが、銀河中央部に向かって怒濤の進撃を開始。あっという間に彼我の優位差は逆転し、銀河はtaroさんの手中に落ちそうになる。
一味さんは[X:バーサーカー]を二連続で出してしまい、生産力は激減。また、私は何回開発を行っても[B:亜空間航法の改良][I:星間ネットワークの拡大]しか引けず、停滞が続く。
そして(結果的には)最後のターン。taroさんが三機目のバーサーカーを撃破。この時点でH.S.(Home System)が銀河中央部に最も近い位置にあったため、taroさんのサドンデス勝利が確定した。
……とても面白いゲームで、今まで遊んでいなかったことを強く反省。ゲームで大切なのはシステムで、コンポーネントはどれほど美しく豪華でも“味付け”にしか過ぎないと言うことをあらためて確認した。ゲーム自体(掲載号)は所有しているので、ユニットやハイテクチットを自作してでも再戦したい。プレイアビリティを上げる方策もあることだし。

  • リミット(Limits):6回目:3人。軽いゲームでインターバル。……のつもりがボロ負けして熱くなってしまった。
  • 三頭政治の終焉(Das ende des Triumvirats):初プレイ:3人ならば、ということでtaroさんが持ち込んで下さったタイトル。最初の2ターンくらいはルールの把握に???という感じだったが、流れが分かったところで俄然面白さが増してきた。最終ターン一歩手前で、痛恨のミスをした私が、taroさんの勝利をアシストしてしまう形で終了。近日中にもう一度遊んでみて、展開を検討したい。
  • トランプ,トリックス,ゲーム(Trump,Tricks,Game!):5回目:3人。勝ち筋が見えにくいトリックテイキング。最近の自宅ゲーム会ではヘビーローテーションだが、それでも勝てない。初プレイのtaroさん、一味さんに大差をつけられてしまい、敗戦。第三ラウンドで、クマの11/10/8/7の4枚を持って行かれたのが痛かったか。
  • 君主論(il Principe):3回目:3人プレイ。前回PHYさんやBeanさんと遊んだときとは、まったく別物の展開。最終ターンまでに建設された都市の数は、3人あわせて4つ。プレイヤーの考え方で、展開が大きく変わるのは、このゲームの特徴か。これで3回遊んでみたが、まだうまく評価できない。3人がいいのか、4人がいいのかの結論も持ち越し。もう少し遊んで「様子を見たい」タイトルではあるのだが、そこまで熱意が続くかどうかは疑問。
  • ラニウム:バンパレーナ:12回目:3人。ローカルルール採用。うーん、今日は不発気味。

ここまで遊んだところで、今回は諸事情により終了。おつきあい頂いたtaroさんと一味さんに感謝。