ルール習熟

PHYさんとともに、かねてからの懸案だった「Europe Engulfed(GMT Games)」をプレイ。
遊ぶというよりも、ルールへの習熟が中心の8時間だった。

  • Europe Engulfed:1回目:2人。

最初の一歩と言うことなので、Europeran Warシナリオを選択。戦略戦闘をすべて省略しているので、遊びやすいという判断からだ。ところが、セットアップの段階から、ルールブックやシナリオカード、プレイブックとにらめっこになってしまう。プレイエイド類が充実していないためだろうか。以前、かなりの回数遊んだ「Rise and Fall of The Third Reich(AH)」と比較すると、アラが目につくコンポーネント構成だった。
何とか第一ターンを始めてみたところ、手順はシンプルで、何とかゲームっぽくなってきた。もちろん、何かをする/しようとするごとに、ルールブックの該当箇所を参照するので、テンポは悪い。それでも、展開としては十分面白い。ダイス振りにも力が入るし。
そうこうするうちに、致命的なルールミスを両陣営同時に発見。1940年の中旬で中断して、すぐに再戦することになった。

  • Europe Engulfed:2回目:2人。

10分ほど休憩の後、再戦。陣営は同じままにした。
少し慣れてきたので、セットアップに時間がかかる。逆説的だが、これは真実。プレイ展開がわかるほど、初手が重要になってくるためだ。まぁ「ルールがよくわからなくて」悩むよりは健全だろう。
先ほどとは逆に、今度はルールミスはほとんどなし。参照時間もかからない。
そうなると色気が出てきて「こう攻めてみよう」「あの作戦を試してみよう」と、お互いの様子を探りながらになる。あーでもない、こーでもない、と二人で4時間ほど動かしてみた。1940年を終えたところで、ルール習熟の目的は果たしたと判断し、今回のゲーム会は終了、解散した。