逆接の接続詞「が」

自分の文章が荒れ始めていると感じるのは、文中に逆接の接続詞「が」を多用していることに気づいたときだ。高校3年生の時の同級生に「“が”を多用すると、文章の意図がねじれてしまう。つい安易に使ってしまうから、気をつけるべきだ」と指摘されて以来、なるべく使わないようにしてきた。それでも、疲れていると別の言い換えに気づかない/考えるのが面倒になって、多用し始めてしまうのだ。
同様の兆候に「文頭に指示詞が増え始める」というものもある。特に“こ”で始まる言葉に要注意。「これは」「このような」「こうして」「ここから」などを多く使うようになっていたら、それは自分が疲れている証拠。自戒して臨むようにしたい。