クローズ志向の背景

もともと、人見知りをするたちで、知らない人と一緒に過ごすのが苦手だ。
一方で見栄っ張り、出たがり、という困った性格も兼備している。
私は、困ったちゃん、なのだ。
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性格上の欠陥があることから、初対面の方と競い合う(ことが前提の)オープンなゲーム会は、あまり得意な方ではない。勝つにしても負けるにしても、どうにも居心地が悪いことが多いのだ。
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もう一つ、苦手なものがある。対人関係の距離感が私と異なる人だ。一気にこちらの懐に入ってこられると、どきどきしてしまって、対応に困ってしまう。特に、初対面の相手に対して「オッス! おら悟空だ。よろしくな」という態度で接する人には困る。どう対応していいか、さっぱりわからないからだ。こういう方に出会ってしまうと、とても気分が悪くなり、その場から逃げ出したくなってしまうほどだ。
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既に知っている人と一緒に遊ぶ場合、中でも自宅にまで招待するような場合には、対応に困ることもなく、素に近い態度で接することができる。だから、ゲームをしても、話をしても心地よい。
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そんな背景があって、クローズな方向に向かってしまうのだろう。
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ただ、オープンにはオープンの良さがあることも、わかっているつもりだ。数年前のあのとき、おのさんからメールを頂かなければ、こうして多くの方とゲームをする機会がないまま終わっていただろう。タナカマさんが主催する水曜日の会がなかったら、これほど多くの方と楽しい時間を共有できなかったはずだ。
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てなわけで、クローズ志向が強いことを自覚しつつ、オープンな場所にも魅力を感じて出席することが続くと思う。あまり良い態度ではないのかもなぁ、と思いつつ。