水曜日の会に出席

仕事が予定よりも早く終わったので、先週に引き続いて出席した。
今日は全部で7タイトル、8ゲーム。たっぷり遊べた。

  • シティ(City):初プレイ/6人:おのさんが持参して下さった、このタイトル(http://www.gamers-jp.com/playgame/db_gamea.php?game_id=2135)からスタート。街を描いたボードが舞台。手番になったらダイスを振り、人を模した駒を移動させる。駒の到達した通りに面している商店の所有者には現金が手に入る。手に入れた現金を使って新規出店したり、店の規模を拡大することが可能。最終的には、現金額の多い人が勝利、というタイトルだ。以前遊んだ「マラキャッシュ」に似た感じがするシステム。さて、プレイ。序盤は全員が手探りで、儲けた現金を新規出店に使っていく。私は新規出店できるスペースがなかったので、既存店舗を拡大する作戦だ。トップになると狙われる(失点を生む、泥棒駒を使われる)ので、「あちゃー、トップになってしまった」などと言いながら進んでいく。そうこうするうちに、本日初参加のみやぎさんが抜け出し始めた。ぱとぱとりんさんが追いかけるが、ギリギリのところで追いつかない。FRTSさん、おのさんも手をこまねいているうちに、みやぎさんが勝利条件を満たして勝ち。序盤は長時間ゲームだと思ったが、意外に収束性が良かった。
  • トップレース(Top Race):初プレイ/5人:こちらも、おのさんが持参して下さったタイトル(http://www.gamers-jp.com/playgame/db_gamea.php?game_id=776)。Kramerが作った佳作として著名で、後に「デトロイト=クリーブランド グランプリ」という名でリメイクされた。基本は、カードを使って自動車を進めていくレースゲーム。それに、どの自動車のオーナーになるか、どの自動車が1〜3位に入賞するか、などといった賭けの要素が加わる。最初にどの自動車のオーナーになるかのオークションがあり、最低額の1万ドルで黄色を獲得。これで、最終順位を当てる賭けで失敗しなければ、原点割れはないことになった。……と喜んでいたけれど、レースの方はさんざん。コースが狭くなっているところが他の色のクルマに占められている時に限って、手番が回ってくる。あー、それじゃダメなのよ。結局、黄色い自動車の順位は5位で、順位当ての賭けも大失敗。二連敗だ。
  • トリュフ探し(Trueffel-Schnueffel):初プレイ/4人:メンバーシャッフル後、持参した「サーカスだ!(So Ein Zirkus)」のルールを説明する。プレイには参加せず、おのさんが持参して下さった、このタイトル(http://www.gamers-jp.com/playgame/db_gamea.php?game_id=2383)の卓に入った。ルールは非常にわかりやすい。ブタを模した鼻を身につけ、キノコの絵が描いてある札を採る(鼻とカードは、弱い磁力でくっつくようになっている)。探すべきキノコなら箱の片方、違えば別の側に入れていく……というもの。制限時間内に採れた、正解のキノコの数が得点になる。最初に始めたのはヴァイスさん。次が私だ。この時点では、コツがつかめず、また、まだ気恥ずかしさがあったので、ろくな点が入らない。しかし、二手番後の、おのさんのプレイを見て、何となくコツがわかってきた。また、トップを走るヴァイスさんに追いつかなくてはいけないという対抗心もあり、二周目からは本気に。鼻をこすりつけるのではなく、上下動でキノコを箱に入れることに気づいた三周目は、自分でも会心の出来。しかし、時すでに遅し。一周目での無得点が響き、9点のプラティニさんには追いつけずに終わってしまった。痛恨の最下位。くそぉ、次は絶対トップ取ってやる。
  • セパレート(Zeparate):初プレイ/4人:タナカマさんのお薦め(http://www.gamers-jp.com/playgame/db_gamea.php?game_id=2498)。各自が置いたブロックで大きな固まりを作り、その後は手番でブロックをスライドさせていくことで固まりを分割し、得点を獲得する。お試しプレイでは地味な展開だったが、本番では初手から全員に大量得点が入る展開。手番の綾で、勝たせてもらった。もう少しやり込んでみないと、面白さも作戦もわからないタイトルだと思う。
  • ハンディ(Handy):初プレイ/4人:今度は、ヴァイスさんが持参して下ったコレを。カードを出し、対応した指でボールを支え、落とさないようにするタイトル(http://www.gamers-jp.com/playgame/db_gamea.php?game_id=2334)。意外なことに、マジシャンの異名を持つタナカマさんのミスが多い展開。いや、むずかしいですねぇ。
  • ダイヤモンド(Diamant):2回目/8人:メンバーシャッフルの前に、8人でもできるこれ(http://www.gamers-jp.com/playgame/db_gamea.php?game_id=1118)を。タナカマさんが持参して下さったのかな? バッティング&勇気のゲーム。個人的には2回目で、今回は「突っ張り通す」作戦でいってみた。結果は……このタイトルも、みやぎさんの勝利。いくら今年の干支が亥だからって、猪突猛進はいけないよね。草場隊長の助言を聞き、戻っておくべきだった局面が二回。うーん。
  • エコノス(Ekonos):初プレイ/5人:「期待の新人」として持ち込んでみたタイトル(http://www.gamers-jp.com/playgame/db_gamea.php?game_id=2216)。ヨーロッパを舞台に、6つある会社の株式を売買しながら、各会社を発展させていく。ゲームの最後に、持っている株式数と会社の発展度で、得点が決まる。パッと見は、実に地味なタイトル。ルール自体は非常にシンプルで短いが、説明するのに苦労するタイトルでもあった(単に、私がゲームのルール説明を苦手としているためかもしれない)。経験者のヴァイスさんから手助けをしてもらいつつ、ようやくルール説明を終えて、プレイ開始。序盤の一区切りが終わったところでは、今ひとつゲームの面白さがつかめない感じがした。18xxの株式ラウンドから、(一度に複数株をたたき売る)爽快感がなくなった、という感じだからだろうか。しかし、ふた区切り目の中盤からボード上にある各会社の発展度合いと、株価の関係、カードの綾などがわかり始めて、とても面白くなってきた。「この手番で、△という会社の成長度を上げておくと、他の人は□という会社を伸ばすことにリスクを感じるはず。だからここでは○の株を売って□に乗り換えておいて……」なんてことが考えられるようになってくるからだ。しかーし、面白くなってきたところでゲームは終盤。あっという間に終わりになってしまった。ここでも、勝者はみやぎさん。いや、強いですね。
  • 終了後の感想:今日もメンバーに恵まれ、楽しく一日を過ごすことができた。トップレース、トリュフ探しなど、持っているけど遊んだことがないタイトルの価値をあらためて感じられるのもゲーム会の良いところ。毎回ずっと、というのは厳しいけれど、また参加したい。
  • nasikaさんへのコメント:というわけで、「エコノス」は大ヒットでした。近日中に、何度か再戦してみようと思っています。メンバーを変えて何度か遊んでみてから最終的なランク付けをします。が、現在の感触だと「スキルポジションの一角を占める」常設タイトルになりそうな感じですね。初プレイの最初のうちは地味さに悩むかもしれませんが、すぐに面白くなり始めるはずです。ぜひ遊んでみて下さい。
  • 業務連絡:エコノスは、Williamさんや某O氏、某T氏なども気に入ってくれると思った。トリュフ探し、ハンディ、ダイヤモンドは、次のぱ・りーぐゲーム会でも出すつもり。よろしくです。