Key Harvestをソロプレイ

2人想定のソロプレイ

結局、今日もお休みを頂いてしまった。夕方までひたすら寝て、ようやく恢復。とは言っても、外出する気力はないので、頂いたメールなどに返信をして過ごす。落ち着いたところで、気になっていたKey Harvestをソロプレイしてみた。

概要
Key Harvestは、箱庭建築系のゲームだ。各プレイヤーは専用のボード(Country Board)を持つ。ここに、特定の産物を生み出す土地タイル(Farm Tile)を配置することで、土地の開墾を行っていくゲームの終了時に「連続して開墾した土地(一続きの連続した土地タイル)の数」を比べ合い、もっとも多かったプレイヤーが勝ちになる。
特殊タイル
ボードに配置するタイルは、大きく分けて3種類ある。1)産物を産み出す土地タイル(Farm Tile)、2)特殊効果を得られる労働者タイル(Worker Tile)、3)全プレイヤーに影響をもたらすイベントタイル(Event Tile)となっている。これらの効果を組み合わせることにより、効果的な得点を目指す。
アクションポイント制
ゲームは、各プレイヤーが順番に行動する手番制となっている。自分の順番が来たプレイヤーは、4つある行動の選択肢から2つ(まで)を選んで実行する。同じ行動を2回選択することはできず、行動の順番に制限が設けられているものもある。
タイルの入手・配置方法
勝利得点をもたらす土地タイルは、全プレイヤー共通のボード(Registry Board)上に公開してある。手番では、共通ボードからタイルを1〜2枚獲得できる。ただし、獲得したタイルをただちに専用ボード上には配置できない。各プレイヤー専用の商店(Store)が用意されていて、そこに配置する仕組みだ。商店に配置した土地タイルには“売値”をつける。手番の行動の一つとして「商店から土地タイルを購入して、専用ボードに配置する」というものがあり、この行動を選ぶことでようやく土地タイルを専用ボード上におけるようになる。購入時の対価として支払うのは、産物コマ(Crop)だ。
産物の入手
土地タイルの購入に用いる産物コマは、専用ボードに配置した土地からの収穫(Harvest)によって得る。産物コマは5種類あり、どの土地から何が産み出されるかは決まっている。複数種類/個数の産物を同時に収穫することも可能。
ゲームの終了
プレイヤーが共通ボードから土地タイルを獲得すると、ただちに補充を行う(どのタイルを補充するかはランダム)。このとき、イベントタイルを選んだら、ただちに解決。10枚目のイベントタイルを誰かが選んだら、そこから2回ずつ各プレイヤーが手番の行動を実行して、ゲームは終わる。
得点方法
3種類ある。1)連続した土地タイルからの得点(1枚あたり、1点または2点)、2)配置した労働者タイルからの得点(1〜5点の幅がある)、3)保持している産物コマ(各種類ごとに最大所有者を決定。それぞれ、1点を得る)。すべての得点を加算し、勝者を決定する。
ソロプレイの感想
今回は、2人想定で実施してみた。昨日のエントリーで書いたとおり、ルールの見通しは良いが、それぞれの要素が絡み合っているので「手番で何をすべきか」を考えるのは難しい。早回しを意識して、ソロプレイで50分ほどかかる。一度遊んだだけでは、方針の立て方が見えづらいかも。自分専用の土地を開発していくことは楽しいので、「一回遊んだ後、勝っても負けても“もう一回!”と叫んでしまいそう」なタイトルだと感じた。現在の懸案事項である『アグリコラ』と、遊び比べてみたいと思っている。