山岳訓練

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本日は、某山岳地帯にて、新年最初の山岳訓練会。前夜の雨でぬかるんだ道を、ひたすら重装備を担いで登っていく。『どこまで続く、ぬかるみぞ』と、誰かの言ったセリフが頭の中でリフレイン。登山道の状況は、登っても登っても変わらない。東部戦線の泥濘、ほどではないと思うが。
滝を巡り、橋を越え、道なき道を直登し、疲労困憊で山頂に到着。折良く空は晴れ、遠くに富士の頂を臨む。
つかの間の栄養補給を終えたら、すぐ下山。下りは登りの数十倍厳しい(当秘密結社比)。這々の体で登山口まで帰り着き、帰路に就いた。ああ、今回も無事だったと想いながら。


……帰りに乗るはずの列車が、路線の不通で使えなくなり、大回りして帰還するハメになるとは、下山直後には知るよしもなかった。