自宅ゲーム会を開催

昨年からの懸案事項だった『湾岸戦争(翔企画)』を遊ぶために、自宅ゲーム会を開催。メンバーはtaroさん、カエルさん、一味さん、よたろーさん。このメンバーだと、不謹慎で重くなりがちなゲームも、ワイワイ楽しく遊べるのが魅力だ。
 本番の開始30分前に到着したよたろーさんと、『Key Harvest』のお試し対戦。途中までだったが、気に入って頂けたようで何より。

フィロー(Filou)/7回目/5人
最近パワープレイ中。ゲーム会の一発目に出すタイトルとして、適したタイトルのように感じている。これで一盛り上がりして、次へ……という流れは、しばらく自宅ゲーム会の定番になりそう。勝者は、「15」のカードを4枚も集めたよたろーさん。いくつかマイナス点も抱えていたが、67点でぶっちぎりだ。
湾岸戦争(Gulf War)/初プレイ/5人
以前から遊びたかったタイトル。taroさんに持参して頂き、プレイが実現した。テーマは中東地域の紛争を扱う……という重いものだが、システムは軽くまとめられている。基本的には手番にカードをプレイすることで行動を行うシステム。カードドリブンほど煩雑ではないが、「いい手札が来ないと何もできない」悲哀を味わえる。また、典型的なマルチゲーム(直接攻撃付き)なので、他プレイヤーの動向には常に注意が必要だ。初戦で勝利をおさめたのは、イランを担当したカエルさんだった。
湾岸戦争(Gulf War)/2回目/5人
期待に違わぬ面白さだったので、例によって無理を言って「おわかり」。前回の結果を踏まえて、各プレイヤーとも牽制し合う展開になった。このゲーム、全体のバランスはプレイヤーに依存する部分が大きい。また、ランダムな要素(カード運やサイコロの目)の振れ幅も大きめだ。そんなこともあって、劇的なトップの入れ替わり、勢力ごとの栄枯盛衰を味わえる。誰かが何かをすると「えーっ!」とか「ををっ」などのどよめきが起こり、盛り上がりを維持したまま終了できたのは、メンバーに恵まれたからだろう。二戦目の勝利はイラン担当のtaroさん。最後は劇的なダイス目でのサドンデスだった。
湾岸戦争(Gulf War)/3回目/5人
ここまで2回の対戦が面白かったこと、「外交」カードの効果を協議・明確化した影響を確かめたいこと、が理由で三戦目。序盤から順調に加点していた一味さんのサウジアラビアは、テロで元首を暗殺されてから凋落していった。代わりに勃興したのがカエルさんのイラク、taroさんのシリア。いずれかがトップでゲームは終わるかと思ったが、サウジが盛り返し、私のイランもトップを伺う位置につける。割を食ったのがエジプトのよたろーさん。地政上のカギとなるイスラエルに隣接していたことで、上位陣の激戦の飛び火を浴びてしまい、一気に没落。(結果的な)最終ターン、シリア、イラン、イラクの三国に勝利のチャンス。ここで再びtaroさんが劇的なサイコロの目を出し、ゲームエンド。結局勝者はカエルさんだった。
ワールド・ウォー・2(WW2)/たぶん2回目/5人
湾岸戦争と同じ、翔企画のタイトル。第二次世界大戦をテーマにした、ウォーゲーム/シミュレーション風味のマルチゲーム。ただし、多少でもシミュレーション性があるのは最初だけで、あとは各時軍隊を作って、ドンパチで決着を付けていく。これも湾岸戦争と同様、ゲームのバランスはプレイヤーに依存する部分が大きい。ただし、行動がカードプレイではないぶん、よりプレイヤー各自が持つ意図の絡みは大きくなる。今回がまさにそう。4時間に渡るゲーム中、すべてのプレイヤーに勝利のチャンスが訪れ、そのたびに他プレイヤーの奮闘や妨害で機会がつぶされていった。最終的な勝者の候補が「taroさんを軸にした」3人に絞られたところで、時間の都合により協議終了。時間さえ許すなら、最後まで遊んでみたかった。再戦を熱烈希望。
終了後の感想
確かに、「今日は面白かった」と思うゲーム会に参加する機会は多い。でも、今回のように「すっげー面白かった」と言えるゲーム会に出会えるのは、なかなか難しい。今日は、自分の気分、プレイヤーの構成、遊ぶタイトルのすべてが一致し、「とにかくホントに面白かった」。こういう機会を与えてくれた参加者の皆さんに感謝したい。