General誌のシナリオで対戦(Up Front)

約1ヶ月ぶりに、bqsfgameさんと対戦できた。本日は、General誌に掲載されていた「Historical」シナリオ。

アップフロント・シナリオBB(Up Front-Scenario BB)/18回目/2人/負け
スターリングラードでの市街戦をテーマにしたシナリオ。“移動すれば、ほぼ確実に建物へ入れる”メリットをどう活かすかがポイント。攻撃側のドイツ軍を担当し、ソ連兵の立てこもる市街地へ向かう。しかし……確か2回目の手番で、前進グループに入っていたSLがブービートラップに引っかかり、Killed in Action。さらに潰走(かいそう)する兵が数多く出て、ついに前進グループは壊滅した。残ったASLは射撃グループを率いて奮戦したものの、アンバランスポジション(相手の手札が1枚増える)のまま2デッキを戦うのは厳しい。ただでさえ手札の回転が良いソ連軍は、良いポジションを占めたまま手札の全交換を続ける。結局、3デッキが終わるまで何もできず。。。
アップフロント・シナリオOO(Up Front-Scenario BB)/19回目/2人/協議終了。勝敗なし
シナリオOOは、硫黄島が部隊。ジャングルに潜伏する日本軍(bqsfgameさんが担当)を、アメリ海兵隊が掃討していく、というシチュエーションだ。海兵隊は準エリート部隊というだけあって、装備の充実ぶりが目に付く。が、勝利条件は「日本軍を分隊崩壊に追い込むこと」。げ、げ。それは厳しいんじゃないのー。移動能力に優れる日本軍は、序盤から後退を繰り返す。アメリカ軍が前進しても、すぐに射程外のジャングルへ。これでは、まったく勝負にならん。そのままゲームを続ければbqsfgameさんの勝利は確実な状況だったが「下がるだけで、面白みがない」とのこと。シナリオに問題があるのかも、ということで協議終了。特別ルールで「相対距離0より後ろに下がれない」とあるけれど、これを「絶対距離0より後ろに下がれない」にしてみたらどうなんだろう? 横移動で木立から木立へ移動する日本軍と、何とか射撃機会を探る海兵隊の戦いを、緊張感もって描けそうなんだけど。
アップフロント・シナリオBB(Up Front-Scenario BB)/20回目/2人/負け
最後は再び市街戦。担当する軍は同じまま、攻守を入れ替えてみた。守備に回ったドイツ軍、序盤からアウトレンジ射撃が冴える。ソ連軍の高モラルグループ4人のうち3人を排除(KIAと潰走で)。さらに火力グループの大半をピン状態に追い込み、ポイントで優位に立った。しかし……ここから、bqsfgameさんのカードマネジメントが冴え渡る。たった一人になった高モラルグループの兵士が侵入/爆薬使用。これに追い打ちをかけるのが、回復した火力グループ。あっと言う間にこちら火力グループは減り、6人が1人になってしまう。もう一方のグループも1人が潰走しており、このままでは分隊崩壊は必至。ならば、バンザイアタック! 白兵戦に持ち込んではみたが、凶暴なソ連兵には太刀打ちできず。結局、分隊崩壊で敗戦した。
終了後の感想
回数こそ重ねているものの、ちっとも上達していない感じがする。戦場に存在する「モメンタム」をつかみ切れていないのが原因だろう。優位に立っても調子に乗らず、劣勢でも諦めず、冷静に戦況を読む力が必要だ。もっともっと実戦経験を重ねないと、身に付きそうもないなぁ。平和な時代に生まれて、よかった。ホントの戦争だったら、覚える前に死んでるよ、きっと。