蒸気の時代・関東地方マップ(その10)

都市名はありません

一之江ゲーム会でのテストプレイ結果を受けて、マップに変更を加えてみた。「さいたま」の南部に小規模都市(村)を追加。最初に“しゃがむ”ことで、序盤から3リンクを作れる箇所を増やしている。マップの構成はこれで確定とし、あと数回のテストプレイにかけてみたい。


Productionのルールは、先日の一之江で採用したものをそのまま使おうと思っている。特殊能力を選択制にすることには抵抗があったけれど、これが一番うまく動きそうなので。


bqsfgameさんの日記で考察されていた「競技性の高い鉄道ゲームと、なじみの地形を再現したマップは合わないのかもしれない」というご指摘、とても鋭いと思った。関東地方マップのテストプレイを数回行ってみたところ、プレイヤーの意識は「都市の格付け」「位置関係の正しさ」「知っている都市の有無」に集中する傾向が強い。競技用マップとしての評価よりも、現実を再現する方に対する評価が多かったことは確かだ。
18xxシリーズのようにシミュレーション要素を取り入れたタイトルであれば、再現性も重要な要素。しかし、このマップはそうした要素は考慮していない。ゲームとしてどうなのか、をもっと問うために、東京以外の都市名をなくしたバージョンを作ってみた。このバージョンでテストプレイをしてみたい。
お付き合い頂いた皆さんに、ゲーム後「この都市は、現実ではどのあたりが適切か」などのご意見を聞いてみてから名称を入れ直すのも面白いかもしれない。