ルアーブル(その4)

某所で対戦。二人ゲームに挑戦してみた。


結論から言えば「面白いけど、難しい」ゲームだ>ルアーブル
一人で4回も遊んでいたにも関わらず、数少ない手番を活かせずに惨敗。何をどう狙っていくのか、もっと考えられるようにしないとダメな感じ。終局まで見通した上で、どのような布石を打っていくかが重要になるからだ。ソロプレイにしても対戦にしても、最初の3回くらいはお試しの感覚が抜けないかも知れない。


遊ぶたびにランダムで選ぶ「特別な建物(Special Building)」の構成が変わるところは面白かった。また、二人だとプレイヤー同士の思惑がストレートに交錯し、ゲームに深みが加わった。3人以上だと、周りを見ている余裕がないかもしれないくらい。


気になったプレイ時間は、ルール説明込みで100分。全20ラウンドのうち、序盤の5ラウンドを過ぎた頃からルール説明のフォロー(説明漏れとか、特殊効果の説明をするとか)が不要になって、割とサクサク進められた。手番にできることは少ないので、ルールの習熟は早そうだ。一方で、何をすべきかを考えるのに必要なノウハウは、プレイを重ねることによってしか修得できない構造。ルールを読んで、遊んで、すぐに面白さを感じられるかは、人によって大きく違いそうだ。


今日の結論。ルアーブルは面白い。私はとても気に入った。アグリコラよりも難しいし、アグリコラよりも簡単なところがいいね。ただ、これを「いつでも・どこでも・誰とでも」遊ぼうとは思えない。万人受けはしないだろう。相手を選ぶタイトルであることは確かだ。ま、私の周辺にはこういった構造のゲームを好きな方が比較的多いので良いんだけれど。私が苦手にしている『ケイラス』を好きな方には、オススメできるかもしれない。