第五回セッション(リプレイ・その3)

興味のある方はどうぞ。
今回は推敲なし。



■カッコイイーッ(?)(1日目・その3)


アルハイム:何だか、よくわからない話だな。
ドルム:何かの本で、読んだような気がする。
ズーブ:呪いのことですか?
ドルム:いや、船から乗組員が消えた話だったかな。
マイエラ:ふーん。でも、私たちとはあまり関係なさそうね。
アルハイム:確かにな。
ズーブ:気にはなるんですけどね。


黙っていたクナルトが、スッと立ち上がる。ヴォルフに向かって「その村に、子どもはいるのか?」と一言。「ああ、もちろんだ」という答えを聞くと、パーティに向かい合う。


クナルト:オレは、その村に行くぞ。何が起きたか確かめたい。
マイエラ:ええっ!? なんでそうなるのよ。
クナルト:オレの村の話は、したよな。
ズーブ:ええ。確かに似てますね。
クナルト:もう、あんなことはコリゴリなんだ、オレは。子どもがいるなら、救いたい。


マイエラ:カッコイーっ!
クナルト:ちゃかすんじゃない。どうするんだ、お前達は?
ドルム:ま、乗りかかった船という言葉もあるしな。
アルハイム:南へ向かうのは、少し後にするか。
ズーブ:決まり、ですね。お付き合いしますよ。


(続く)