Asia Engulfed対戦(その1・対戦直前)

『Asia Engulfed』のフルキャンペーンの第一ターン、1941年12月は、両陣営にとって長い1ヶ月になる。真珠湾攻撃、ウェーク/グアム/フィリピン強襲、ビルマ/マレー侵攻、蘭印進出……などなど、後の焦点となる地点を巡る戦いがあちこちで勃発するためだ。日本軍がこの1ヶ月でどの地点にどれだけの兵力を進出させるか、そして作戦がどの程度成功を収めるかで、この後の流れは大きく変わる。


日本軍の進出先として確実なのは、ビルマ/マレー/香港の3カ所。いずれも隣接する地域に陸軍を展開しており、かつ拠点を守る連合軍の兵力が乏しい。よほど戦闘で失敗しない限り、攻略に問題はないだろう。
海上兵力の展開が必要な進出先候補は、ウェーク、グアム、ニューギニアソロモン諸島、フィリピン、ボルネオの6カ所。海軍陸戦隊は3部隊おり、スペシャルアクションマーカーは3つあるので、一応すべての拠点を攻めることは可能だ。ただ、分散によって兵力が薄くなると進出を失敗したり、後の拠点防御に問題が生じる場合もある。どの地点を選ぶか、日本軍の戦略によって変わってくるわけだ。ということは同時に、連合軍側も読みと対応が要求されることになる。


今回は、どこをどのくらいの兵力で攻めてくるのか? ある程度の対応策は考えたものの、それで大丈夫なのか不安が残る。そんな状態で対戦がスタートした。