勘違いから始まる世界の滅亡
ドラゴンクエスト9、本編が終わりました。
かけた時間の分は、楽しめたと思いました。
ただ、ねぇ。ストーリーの最後が、腑に落ちない感じが強かったです。
- A:害があるので、滅ぼそう。
- B:いや、それはダメ。信じなくちゃ。
- A:そこまで言うなら、待ってみてやろう。
という話があって、AがBの信念を試すために○○を作る、と。
- ○○:お前、裏切ったなっ! コノウラミハラサデオクベキカ。
という話になって、その誤解を解くためにいろいろしようとするけどダメ、と。
- ○○:な、なにっ、これまでのことは誤解だったのか。正直すまんかった。
という改心があって、ハッピーエンド。
……うーん。その勘違いのせいで振り回されたり、命を落とした人たちはどう報われるのか、と。女神の果実には、そんな怨念がこもっているような気がしてならないんですよねぇ。なんかすっきりしない。改心したら、それでいいのか? すべては水に流せるのか? という感じが強いのですわ。まぁ、所詮ゲームなので「だからどうした」とか言われると「いや、別に何でもいいんだよね」とか言っちゃいます。これはこれで。
クエストとか錬金とか、ほとんど手をつけていない状態。宝の地図もクリアしたのは1枚。こんな状況で“エンディング”を迎えたようです。これって、ほんとに終わりなのかな。なんつーか、こう、『セブン〜モールモースの騎兵隊〜』のように、“ストーリーは壮大なチュートリアル。その後が本番”みたいな感じですね。