久しぶりの通信対戦(Stalin's War)


旅団長と、Skype+VASSALで通信対戦。久しぶりにVASSALに触ったので、最初は操作につまづいた。ルールもうろ覚えのところがあって、時間がかかってしまったなぁ。反省。
今回もソ連軍を担当した。対戦に導入したオプションは2つ。一つは「ソ連軍は初期手札を1枚選べる」、もう一つは「ソ連軍の増援は町にも配置できる」。このオプションを使って選んだ初期手札は『#11:Strategic Withdrawal』。イベントとしても使えるし、4Ops(作戦値)や4RE(増援ポイント)として使ってもいい。最近のお気に入りカードだ。

■第1ターン■

最初に引いた手札の中に『#08:Industrial Evacuation』と『#07:Sorge』がある。なかなかの手札だけど、これはこれで難しい感じ。ま、枢軸軍の出方を見つつ、やるしかないよね。
前回の対戦で前のめりの防御をして失敗したので、今回は徹底的に引くことにする。1942年の春が来たときに、Rostov〜Volonezh〜Tula〜Kalinin〜Leningradが守れていればいい。


・枢軸第5ラウンド:#28を切って、攻勢開始。北方は抜かれたが、南部は戦闘カード(#24)も使ってなんとか守る。
ソ連第5ラウンド:まだ『#11:Strategic Withdrawal』を使うのはもったいない。『#07:Sorge』をイベント使用して、後の増援を確定する。

■第2ターン■

第1ターンの終わりに、『#01:Soviet Reinforcement』と『#02:Soviet Reinforcement』が手に入る。この2枚を引いて、カード補充は終わり。


・枢軸第1ラウンド:#12を使ってOpsラウンドを実施。あちこちで戦闘が起こり、ソ連軍の前線ユニットが除去されていく。それでもまだ、南方は何とかなっている感じ。
ソ連第1ラウンド:LCUの数が揃わないとZOCが張れずにきつい。『#02:Soviet Reinforcement』を先に使って、LCUの増援を2つ受け取る。特例として使える4Opsは、前線部隊の後退に使った。


・枢軸第2ラウンド:#07を切って、OPsラウンドを実施。さらに前線のユニットが飛んでいく。後方に残った部隊はOOS(Out Of Supply=補給切れ)に追い込まれる。
ソ連第2ラウンド:このターンは防戦一方。前線のユニットがどんどん損害を受ける。いったん除去されたらゲームに戻せない「*」付きのユニットではなく、増援のユニットで損害を吸収し、後から補充できるようにしたい。また、1942年冬の冬季反抗用に、高いOPs値を持つカードも残しておきたい。そこで手元の『#11:Strategic Withdrawal』は後で使うことにして、ここはゼロOPsラウンドにする。前線の撤退。


・枢軸第3ラウンド:ゼロOPsラウンドを選択。一息付けた?
ソ連第3ラウンド:『#01:Soviet Reinforcement』を使い、さらに増援を配置する。南はDonepr河沿いに戦線を整理。北はVelkyie Luki〜Smolensk〜BryanskにLCU+SCUを配置した。ドイツの中央/南方軍集団が合流するであろうGomelにもLCU+2SCUを配置しておく。


・枢軸第4ラウンド:#04を使い、増援を受け取る。うむ、冬季反抗が厳しくなってきた。
ソ連第4ラウンド:最後のラウンドで『#08:Industrial Evacuation』か『#11:Strategic Withdrawal』を使いたい。前者を使うと、次ターンからの手札上限が1枚減るので、ここでは『#17:Soviet Mice』をイベント使用して手札を整えることにする。発動したイベント数が増えれば、Total War(総力戦)デッキへ移行しやすくなるし。


・枢軸第5ラウンド:ゼロOPsラウンドを選択。前線はRiga〜Vitebsk〜Kievのライン。Odessaも確保している。その一方で、Gomelはまだ無事。よしよし。
ソ連第5ラウンド:再建できるユニットの損害は、まだ1SCUのみ。前線が思ったほど東に動いていないので、『#11:Strategic Withdrawal』をイベント/REとして直ちに使う必要はなさそう。将来に備えてとっておく。もう一つの候補だった『#08:Industrial Evacuation』をイベント使用。次ターンの手札は厳しいよな。