1勝4敗

旅団長と。

■Rommel in the Desert/1〜3回目/2人/3敗■


第二次世界大戦北アフリカ戦線をテーマにしたウォーゲーム。1940年〜1942年にかけて行われた枢軸軍(ドイツ軍/イタリア軍)と英連邦軍の戦いを扱っていて、年度ごとのキャンペーンや特定の作戦を扱った複数のシナリオがある。ユニットは木製のブロックで表現してあって、そのため『積み木のロンメル』という通称で呼ばれることも多いようだ。相手のユニットがする位置はわかっても、戦力まではわからず、『戦場の霧』を追体験できる。
今回の対戦は「1941年キャンペーン」シナリオを選び、1戦目と3戦目は枢軸軍、2戦目は英連邦軍を担当した。結果から言うと、いずれの対戦もまるで良いところがなく途中で投了。自らのへっぽこ指揮官ぶりを痛感した。本当に、いまが戦時中でなくて良かった。上官になったら何人部下を死なせるか、わかったもんじゃない。
負けはしたけれど、このゲームの面白さは感じられた。しばらくは遊びたいぞ。


ただ、このシナリオ、枢軸側がかなり厳しい気がする。特に、要塞であるガザラ攻略が難しい。初期配置で英連邦軍が2ユニットをガザラに置くと、それを排除するまでに最低でも4(2戦力のユニット2つ)、最大で8ヒット(4戦力のユニット2つ)与える必要がある。第1ターン、最初のプレイヤーターンでガザラへ攻撃をしかけられる枢軸軍のユニットは2つ(無理すれば3つ)。最大の12戦力を投入しても1回の戦闘で2ユニットを除去できる可能性は低い。複数回に渡って攻撃を仕掛ければ陥落はするが、そのためには貴重な時間と補給カードを消費してしまう。
かといって、ガザラを放置したまま東進すると、補給ネットワークの構築に支障をきたしてしまう。迂回路があるトブルクとは違って「陥落させることが必須」の難しさがあるのだ。
ガザラをどう効率よく抜くか、その方法が考え出せてからが、このゲームの本当に面白いところ何だろうなぁ。

■Bhazum/1〜2回目/2人/1勝1敗■

旅団長プレゼンツ。Small Box Gamesの2人用カードゲームだ。
Bhazumという街の黒幕として四つの勢力を影で操り、自らの影響力を高めていく……というゲーム。カードに記載してある情報が複数あり、1枚ごとがゲーム中で持つ価値が初見ではわかりづらい。何度か繰り返していくことでより面白くなっていくタイプのゲームと言えるだろう。