144点って、なんだそれ!?

いたるさんと。今日は珍しく、3つのタイトルを各1回ずつ、のみ。いやはや、私も大人の自制ってやつを覚えたんだなぁ。

■1955:冷たいスパイの熱い戦い(1955:War of Espionage)/初プレイ/2人/敗戦■

冷戦時代の東西スパイ合戦をテーマにしたカードゲーム。東西の主要国に自分のスパイを送り込み、カードを使って影響力を及ぼしていく。6ヶ国のうち3ヶ国を自陣営の側にするか、相手が母国として指定した国を自陣営に引き込んだ方が勝ち。
正直に言う。手に入れる前は、好みのテーマだし、軽そうなカードゲームだし、なんかワクワクしてた。でも、届いて日本語のルールを読んだときに、「あ、これは外れたかも」って、ちょっと思った。確かにテーマは好みだし、ルールはわかりやすいんだけど、『延々と勝負のつかない綱引き合戦』をさせられそうな気がしたんですわ。というわけで、今日の最初に出すのは、ちょっと躊躇した。
また正直に言う。これ、面白いじゃねーか。予想通り、1ゲームの時間は長かった。今日は慣れてないこともあって90分以上。途中では『綱引きの繰り返し』状態も発生した。でも、ね。カードの使い方がわかってくると、攻防の作戦/戦術を立てて実行するのがすっごく面白くなってくるんだわ。相手が何してるか、自分が何すべきか、ってなことを考え出すと止まらなくなって、カードゲームのくせに重量級のボード版ウォーゲームと同じような感覚が味わえる。いや、いいわ、コレ。もしかすっと遊びすぎて飽きてしまうかもしれないけど、しばらくの間は二人ゲーム会の先発メンバー確定。うん。


(ちょっと作戦立案上のメモ)
・なんとしてでも、序盤に1ヶ国は安定化に持って行きたい。そーすれば、カード運用上の自由度が高まる。たとえば、フランスを安定化してしまえば、フランスの国旗を描いてあるカードはすべて特殊アクションに使える。
・もしかすると、USA/USSRよりも、UK/Hungaryの方が母国向きかもしれない。“使いたい”特殊アクションは、USA/USSRの高価値なカードに付与されていることが多いんで。
・少し慣れてくると、スパイを移動することの重要さが身にしみてくる。スパイ道具の「追加移動」は、実はかなり価値が高いんじゃないの?
・今日はうまく使えなかった「手札を全部捨てて、規定枚数まで補充」の特殊アクション。きっと何か意味があるはず。

■A Few Acres of Snow/ 5回目/2人/敗戦■

今回の担当はイギリス。
序盤、フランスが「入植者」を購入しなかったのを見て、ディスク置ききりによる早期終了はないと判断。逆にこちらが積極的にディスクを置き、フランスの軍備が完全に整うまでに終了に持ち込む作戦にしてみた。
途中まではうまくいって、11ディスク+1キューブを置いた状態で9点差をつけてリードしていた。
これを見たフランスは、イギリスにとっての重要拠点Halifaxに派兵して陥落させる。
直後にイギリスも最後のディスクを置いて終了条件を満たしたが、ディスク喪失による4点が響いて1点差で敗北してしまった。ううううううううん、悔しい。


序盤の定跡みたいなものは、ある程度わかってきたような気がする。でも、そこから先はいろんな可能性があってまだ見えない。『Labyrinth』のように強烈なイベントというのはないゲームなので、もっと理詰めでいろいろ考えなくちゃダメなんだろうな。
“その先”が見たいので、まだまだ遊ぶぞ。


マチュピチュの王子(Die Prinzen von Machu Pichu)/7回目/2人/勝利■
やってみた。
2人だと、プレイ順を争う息苦しさはあんまり感じられなくなる。手元のリソースをどう変換して勝利得点に結びつけるかに集中ができる感じ。