平日二人ゲーム会

旅団長にお越し頂き、GMT Gamesの『Wilderness War』を対戦。

■Wilderness War/初プレイ/2人/105分/敗戦(途中で投了)■

フレンチ・インディアン戦争をテーマにしたウォーゲーム。いわゆるCDS(=Card Driven System)を採用している。先日の合宿で遊んだ『Sword of Rome』と似たルールもあり、ルールを読むのは苦痛ではなかった。が、後でコレが間違いの元だと言うことがわかる。
初めてということもあって、6ターンで終わるトーナメントシナリオを遊ぶことに。まず、フランス側を担当する。15分かけてセットアップして、9枚カードを受け取って開始。
……何をやっていいのか、さっぱりわからん(苦笑)。戦場となる方面は、大きくわけて三つある。Louisbourg方面を固めるか、Ticonderogaで決戦を挑むのか、南方でゲリラ戦(補助部隊による襲撃)をするか、だ。そんくらいのことはわかるんだけど、それぞれをどう組み立てていくのかが、全然わからんかった。当然、プレイは場当たり的になり、イギリス軍主力の北上を阻止できない。申し訳ないけど、途中で投了。すみませんでした。。。

■Wilderness War/2回目/2人/60分/勝利(途中で投了)■

複数の要素があって、それをうまく扱えない。ならば、一つに集中してやってみよう! ということを考えて、2回目の対戦では同盟インディアンによる襲撃に特化してみた。やられても、やられても、イギリス軍の開豁地や防御柵を波状攻撃していく。イギリス側は防御施設の建設(再建も含む)に手を取られ、初戦よりもカードに余裕がなさそう。何とか勝利点を加点して、7VPまで稼いだ。
しかし、その分だけ主力部隊の移動/強化がおろそかに。Ticonderogaが陥落し、Montrealも危ない……というところで冬がやってきた。あれ? Ticonderogaに山のような正規軍のスタックがありますな。
恐るべし、冬季損耗。イギリス軍の主力は戦闘なしでほぼ半壊。継戦意欲が途切れて投了となり、第二戦目も2ターン目で終了。

■Wilderness War/3回目/2人/100分/敗戦(途中で投了)■

前の二戦で経験値を得て、私はレベル0から1に、旅団長はレベル2から3くらいにそれぞれアップ。そろそろ本番だ。今度は襲撃に加えて中央部の強化をはかる戦略でやってみよう。最初の手札に『ルイスブール戦隊』と『悪天候』があるから、Louisbourg方面は安泰だろう、うん。


……ごめんなさい。惨敗です。今回もやはりTiconderogaから北上してくるイギリス軍主力を止めきれず、Motrealまで攻め込まれてしまった。最終ターンまでに、重要拠点となっているMontreal、Quebec(+Louisbourg)を攻め取られることはほぼ確定という状況。撤退の過程で主立った指揮官が全滅していたこともあり、いったん取られた後の再奪還も無理そう。というところで投了させてもらった。うーん、いつもヘッポコですみません。

■感想など■

事前の準備が足りないと、相手に迷惑をかける。それがよくわかる三連戦だった。ルールを読んで分かった気になっていても、実際に始めると「あれ?」「おや?」と読み返すことが多い。うーーーーん、これはいかんですよ。次からはもう少し事前検討してから臨みます。