お盆休みゲーム会

旅団長と。

■Space Empires:4X/初プレイ/2人/敗戦/150分■

本日のお題。旅団長プレゼンツ。
結論から言う。OGN。それも、かなり上位。


『Space Empires:4X』は、宇宙空間における複数勢力の争いを描いたボードゲームだ。GMT Gamesが2011年に販売を開始したタイトルで、現在はリプリント版が販売されている。日本では遊んだ記録を見かけることはない(見つけられないだけ?)けれど、英語圏ではかなりの人気ゲームらしい。
ルールはよくあるタイプ。宇宙のアチコチを探索して(eXplore)、リソースを獲得して(eXploit)、自分の勢力を拡張して(eXpand)、他の勢力をやっつける(eXterminate)。4つのXがあるから「4X」。で、これに研究開発(Research & Develop)の要素を加えたものになっている。


このゲームで特徴的なのは、最初に自分の勢力下にある恒星系(System)が全陣営で平等なこと。もちろん、どこにどんなものがあるかわからない。入植可能な惑星(Planet)、資源のみ産出する星(Mineral)、小惑星帯(Asteroid)などがチットになっていて、ボード上にこれらをランダムに配置する。各陣営の持つチットの内訳は決まっているので、「勢力下の宙域を全部探索すると、どこまで発展できるか」はわかっている。4Xゲームでありがちな“序盤でいい星が引けないと、ズルズルと負けていく”という事態を、ある程度は予防しているのだ。


各陣営の勢力圏は、深宇宙(Deep Space)によって区切られている。ここにはプレイヤーごとに割り当てられたものよりも強烈な効果を持つチットを配置する。異星人(Alien)が出てきたり、通常よりも多くの資源を産出する星(Mineral)があったり、などなど。このチットは完全にランダムに選んで配置するので、宇宙全体の様相は自ら探索して確認していくしかない。


……という感じ。一戦目は研究開発の方向性を見誤って敗色濃厚になったところで投了。トホホ。


■Space Empires:4X/2回目/2人/途中終了/150分■

引き続き、2戦目。
Advanced Ruleを全部入れて。


4X系ゲームの例に漏れず、このゲームでも研究開発の要素が重要だ。建造できる艦船の種類を増やすのか、戦闘時の特典(攻防のダイス目を修整する、先制射撃ができる、など)を高めていくのか、などなど。何をするにもコストが必要になるので、すべての要素を高めていくわけにはいかない。相手の出方や性格(!)を読んで、どこかに特化していくことが必要になってくる。


私は防御的な要素を高めるのが好きなので、今回はShip Size(建造できる艦種が増える)を上げ、動けないけど強力なBase(防御拠点)を作ってみた。でも、これはちょっと失敗だったかな。待ち構えているだけでは、負けないけど勝てない。時間の関係で途中終了だったけど、あのまま続けていたらジリ貧だったに違いない。