New York Giantsのドラフト2巡指名選手
友人のOさんから、「New York Giantsは、ドラフト2巡で獲得した選手がイイ」と言われた。感覚としては、確かにそんな感じがする。Michael StrahanとかOsi Umenyoraとか。でも、ホントにそうなのか!? と思ったので、NFL.comで調べてみた。対象は2012〜1996年まで。それより前も指名された選手はわかるけど、活躍したかどうかはちゃんと覚えてないので(苦笑)。
- 2012年:1巡はDavid Wilson(RB)
- 2巡(全体63位):Rueben Randle:WR。19キャッチ、298yds。まだまだこれから。
- 2011年:1巡はPrince Amukamara(DB)
- 2巡(全体52位):Marvin Austin:DT。1年目は出場なし。昨年は8試合出場して8Tckl、0Sck。
- 2010年:1巡はJason Pierre-Paul(DE)
- 2巡(全体46位):Linval Joseph:DT。2年目は15試合、3年目は全試合に先発。ローテーションの中心。
- 2009年:1巡はHakeem Nicks(WR)
- 2巡(全体45位):Clint Sintim:LB。アレ……? 活躍してないねぇ。
- 2巡(全体60位):William Beatty:LT。2011年シーズンに開花。LTの先発として高評価。
- 2008年:1巡はKenny Phillips(DB)
- 2巡(全体63位):Terrell Thomas:DB。出れば結果を出す。でも、こちらもケガが多くて……。
2007年:1巡はAaron Ross(DB)
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- 2巡(全体51位):Steve Smith:WR。2009年シーズンのみ、1,203yds。
- 全体:この年は、1巡〜7巡で指名した選手全員が開幕ロスター入り。J.R.の手腕が高評価された。
- 2006年:1巡はMathias Kiwanuka(DE)
- 2巡(全体44位):Sinorice Moss:WR。SkinsのMossの弟。KR、PRとしての起用がほとんどで。。。
- 2005年:1巡指名権なし。3巡でJustin Tuck(DE)。
- 2004年:1巡はPhillip Rivers(QB)。すぐにElishaとトレード。
- 2巡(全体34位):Chris Snee:OG。“Couglinの娘婿”と騒がれたけど、その後は立派にプロボウラー。
- 2003年:1巡はWilliam Joseph(DT)
- 2巡(全体56位):Osi Umenyiora:DE。パスラッシュは上手。でも、ラン守備は下手。
- 2002年:1巡はJeremy Shockey(TE)
- 2巡(全体46位):Tim Carter:WR。スピードは評価されたが、実績は残せず。
- 2001年:1巡はWill Allen(DB)。
- 2巡:指名権なし
- 2000年:1巡はRon Dayne(RB)
- 2巡(全体42位):Cornelius Griffin:DT。在籍中は毎シーズンほぼ全試合先発。平均40Tckl決めた。
- 1999年:1巡はLuke Petitgout(OT)
- 2巡(全体49位):Joe Montgomery:RB。1年目こそ300ydsキャリーしたが、その後は2桁……。
- 1998年:1巡はShaun Williams(DB)
- 2巡(全体55位):Joe Jurevicius:WR。そろそろ開花するか、というところで移籍しちゃった。
- 1997年:1巡はIke Hilliard(WR)
- 2巡(全体36位):Tiki Barber:RB。チームのラッシング記録保持者。
- 1996年:1巡はCedric Jones(DB)
- 2巡(全体35位):Amani Toomer:WR。チームのレシービング記録保持者。
……ふいー。だいたい、こんなもんかな。超期待されて入ってくる1巡選手と比べると、堅実な成績を残している選手が多くて「当たり外れは少ない」、という印象はある。なるほどねぇ。
この他の2巡指名選手で有名なところは、Michael Strahan(DE:1993年)、Jumbo Elliott(OT:1988年)、Pepper Johnson(LB:1986年)ってところか。Phil Simms以前のチームはよくわかんない。私の好きだったJason Sehorn(DB:1994年)も2巡視名だった。