平日ゲームセットアップ会

田村さん、いたるさんと。今日のお題は『Roads & Boats』。

■Roads & Boats/初セットアップ/3人/勝敗なし/40分■

この3人が揃うと、セットアップに時間がかかるゲームもへっちゃらだ。「アレに比べりゃ、だいぶラクっすね」「そーだよねー、アレはねぇ」とかなんとか言いながら、シナリオを選んでタイルを置いて、駒を用意していく。シナリオ選びで悩んだけど、手を動かしている時間は短くて済んだ。今日は「Egypt」マップを選び、セットアップ終了まで40分。次回は5分もあれば終わるだろう。



■Roads & Boats/初プレイ/3人/勝敗なし/38分(途中終了)■

ウォーゲームのルールを読むと、「地図上の1ヘクスは、辺と辺の間の距離が○kmを表す」なんて書いてある。よく考えると、ずいぶん広大な面積であることが多い。でも、実際に遊んでみると、「1ヘクスの大きさ」って、あんまり意識することがない。たいていのユニットは複数ヘクスを移動できる設定になってるから、それほど距離や大きさを感じないのだ(オレだけ?)。
いわゆるユーロ系ゲームの中には、1ヘクスの広大さを痛感するものがある。『18xx』なんてのが代表的なところか。初めて遊ぶ人、特にウォーゲーム出身の方に『18xx』のマップを見せると「え、こんなに狭いの!?」と驚かれることが多い(口に出さなくても、顔に出るのよ)。ところが、こういうゲームにおける1ヘクスの広さは尋常じゃない。隣のヘクスに移動するのも一苦労で、3ヘクスも離れてると「遙かな未開の地」と感じられることが多い(オレだけ?)。『Roads & Boats』も、そんなゲーム。効率のいい物流網を作り上げるのに、四苦八苦する。
「1回目はお試しで」ということで始めてみたら、想像通りに厳しい。第6ターン目くらいまでやって感触をつかみ、いったん終了とさせてもらった。



■Roads & Boats/2回目/3人/途中終了/210分(15ターンくらい?;記録漏れ)■

本番。
肥沃なナイルデルタには田村さん、いたるさんはナイルの西岸に、それぞれスタート位置を決めた。私は、二人から距離を置いて北東部からスタート。お試しプレイで物流に用いる輸送手段を拡充することが重要だと思ったので、序盤はロバの繁殖に力を注ぐ。いたるさんは石材を重視し、粘土を石材に加工する工場を早めに建設。田村さんは河川/海岸に位置する有利さを活かすために、イカダを早めに作った。こうしてある程度の物流網ができると、それぞれ開発の方向が決まってくる。
10ターン目が終わったあたりで、3人が開発してきた土地の様子はまるで違うものになった。いたるさんは一番多くの土地を開発し、トラックによる長距離輸送をベースにした体制。田村さんは本拠地周辺にコンパクトな“王国”を作り上げ、海の向こうにある鉱山を中心に金の独占を狙う。私は豊富な木材で荷馬車を増産。同時に燃料工場も建てて、コインをいち早く生産する……といった具合だ。
15ターンくらいまで進めたところで、時間切れで終了。暫定的な得点計算をしてみたら50〜60点というところだった。後半になれば1つで120点を稼げる「株券」の生産にも拍車がかかるだろうから、トップ争いは激化するだろう。




ということで、本日の「Roads & Boats会」は終了。ゲームの展開とか、何が重要か、なんてことが見えてきたので、来週(予定)の再戦が楽しみだ。


★暫定評価:生ダコの刺身