平日二人ゲーム会
いたるさんと。
■Space Empires:4X/6回目/2人/途中終了/258分(14ターン目)■
およそ10ヶ月ぶりの稼働。日本語ルール作成記念!?
いたるさんは初めて遊ぶので、マップは奇を衒わずに「Normal」を選ぶ。一方でルールはAdvanced Rulesまで全部入れたものにした。MS PipelineとかRaiderなどを入れた方が、建造する艦船の選択肢が増えて面白いから、というのが理由だ。
セットアップして、ゲームを開始。このゲーム、序盤はHome Worldを探索して自分の勢力圏を広げていく地味な拡張が中心。帝国の基盤を作る、ってやつだね。宇宙のどの場所に有効な星系があるかは不明なので、拡充度合いにはプレイヤーごとの差が出る。今回はあんまり大きな差はつかず、バランスのとれた感じになった。
拡張が終わったら、相手のHome Systemを目指してDeep Spaceに進出。いろいろな危険が潜む領域だ。私のHome World側には、たくさんの「Barren Planet」があった。次々にわき出すAlienに偵察艦が屠られていく。その他には「Super NOVA」や「Black Hole」を多数発見。一種の壁のようなものができてしまった。いくつか通行できる箇所が、後半に向けて重要な場所になりそうだ。
Alienのてんこ盛り。
一方、いたるさん側には進入した宇宙船を破壊する「Danger!」が次々に登場。用意した木の皿いっぱいに、マーカーが溜まっていく。ひでー光景だ。
ただ、「Danger!」の効果は1回限り。一度発動してしまえばその空間は自由に通行できるようになる。後半に行われる艦隊行動の自由度は高そうだ。
いたるさんは早期に巡洋艦(CA)を作り、さらに探索技術を搭載して着実に私のHome Worldを目指して進出してくる。一度はHome Systemにまで攻め込まれたが、基地(Base)の戦闘力で撃退し、その後は駆逐艦(DD)の攻めで追い返すことに成功した。宇宙機雷(Mine)のブラフも効いたようで(実際に作ってたのはMine Sweeperの方)、攻めあぐねている様子。
そうこうする間に、こちらの空母(CV)艦隊を毎ターン建造できる生産力が整った。空母+戦闘機による攻撃で、(その時点での)敵主力艦隊を撃破。攻撃モードに入る。
ところが、いたるさんも拠点防御(Point Defense)技術を搭載した偵察機で対抗。空母搭載機は全滅の憂き目にあってしまった。
このあたりで、戦線は膠着状態に陥る。どちらも経済基盤がしっかりと整備してあり、かなり多くの技術を開発しているため、状況打開の手が見つからない。時間ばかり過ぎていくことが予想されたので、14ターン目の終了時で今日は打ち切り、引き分けとした。
★評価:天ぷら御膳(冷たいお蕎麦とご飯がセットになってるヤツね)