オーナー会議

シーズン開幕前のオーナー会議。Oさん、Williamさん、Tさんが参加。

■Eight-Minute Empire/初プレイ/2人/引き分け/28分■

「8分で遊べる帝国建設/運営ゲーム」。Williamさんが昼食を摂っている間に、Oさんと2人で遊んでみた。
ゲームの仕組みは、CDS+エリアマジョリティ+セットコレクション。自分の手番になったら、公開してある6枚のカードから1枚を選ぶ。カードには2種類の情報(産物、アクション)が描いてあって、手番では選んだカードのアクションを実行する。アクションは「地図上に駒を配置」「地図上の駒を移動」「他プレイヤーの駒を除去」の3種類があり、その効果を使って自陣営の支配地域を増やしたり、相手陣営の支配地域を減らしていく。こうして手番を繰り返していって、規定枚数のカード(2人だと13枚)を使ったらゲーム終了。支配している(他プレイヤーよりも多くの駒を置いている)エリアや大陸ごとに勝利点を獲得する。また、各手番に使ったカードに書いてある産物の種類と枚数によってボーナス点を加算できる。
と、まぁ、こんな感じのゲーム。カードを選ぶときの制約条件になる「お金」はゲーム中には増えないとか、移動や配置にも細かい種類などの違いがあるとか、シンプルだけどうまくできてる感じ。今度は4人で遊んでみたいぞ。


★暫定評価:出雲割子そば(3段重ね)


■ダイス・デビル(Dice Devils)/3回目/4人/同点2位/12分■

昼食が済んだWilliamさんと、Tさんも合流して4人でコレを。
「1」の悪魔を使ったWilliamさんの勢いが止まらない。Oさん、私が次々に挑んでいくも、あっさり返り討ちにあう。「こりゃダメだなー」とWilliamさんの勝ちが濃厚になったところで、伏兵のTさんが怒濤の追い上げ。Williamさんに挑んで勝ち、かつ、チップを奪って10枚達成して4点差の勝利。いや、お見事でした。


★評価:ゴーダチーズを一塊

アウグストゥス(Rise of Augustus)/1〜2回目/4人/3位、1位/27分、35分■

Williamさんプレゼンツ。
ゲームの仕組みは、ありそうでなかった感じのもの。拡大再生産とセットコレクションの要素が入ったビンゴ、という雰囲気か。
勝利条件は、ゲームが終わったときに最も多くの勝利点を獲得していること。勝利点は、手札として持つ(公開しておく)カードの「目的」を達成すると手に入る。カードの「目的」を達成するには、カードに描いてある複数のアイコンすべてに、自分の駒を置くことが必要。駒は、袋から取り出した「チップ」に描いてあるアイコンの場所に置ける。



「目的」を達成できたカードからは、勝利点以外に特定の効果を得られることもある。また、1枚目的を達成するごとに、新しいカードを公開されている場から選んで手に加えられる。誰かがカード7枚の「目的」を達成したらゲーム終了。ボーナスも含めて勝利点の計算をして多い人の勝ち。


なんつーか、ええ、ストライクゾーンど真ん中でした。手番という概念がなくて、ほとんどの場合に同時処理を行っていくんでサクサク進むのは魅力。チップの出方、カードの出方に左右されながら、その中で最善と思われる戦略や作戦を立てて実行していくのが面白かった。うん、いいですね。


★評価:鶏の水炊き

■クー・日本語版(Coup)/1〜3回目/4人/1勝2敗/9分、9分、7分■

ようやく出せた。
同じような雰囲気を持つゲーム、たとえば『ラブレター』と比べると、楽しく遊べるようになるまでのハードルが高いように感じる。7つある行動の内容を覚え、リファレンスの参照なしで各種の処理ができるようになってからが本番、なんだろうね。もう何度か遊んでみないと、評価が固められない感じがする。


★暫定評価:東京渋谷・兆楽の「ニクヤサラー」

■タイタニウムウォーズ(Titanium Wars)/初プレイ/4人/2位/135分■

Oさんプレゼンツ。ゲームの紹介は、和訳ゴッド神仏の手になるコチラへ。



4人のStandard Gameで遊ぶ。誰かが7点以上を獲得したらゲーム終了。
今回は「戦闘ラウンド終了時に100クレジット支払い、かつ艦隊のユニットを1つ除去すると、除去したユニットの防御力分のダメージを回復できる」という能力を持つリーダーだった。なので最初の拡張は保有可能なユニット数を増やす『Spaceport』にする。個々の戦力は弱いFighter Squadronで“蚊とんぼ艦隊”を作って、数で戦法だ。
これが奏功して、序盤で2つの惑星を手に入れる。勝利点は6点。あ、こりゃやっちゃったね。
マルチの鉄則「出る杭は打たれる」。その後は集中砲火を浴びて沈んでいき、気がつけば4人全員が「次の惑星を取れば勝ち」状態に。CruiserやDestroyerの猛攻をひらひらとかわしたOさんが生き残り、7点ちょうどで勝利。あれ、れ……。


Oさんの言う「真面目にしたスマッシュアップ」ってのが、しっくりくる感じ。Tacticカードが、ものすごくいい感じのスパイスになっている。今日みたいにスカッと勝ちきる人が出ないと時間がかかるけど、もう何度か遊びたいな。


★評価:真面目な「TENGU」ブランドのビーフジャーキー

ガントレット・オブ・フールズ(Gauntlet of Fools)/7〜8回/4人/いずれも1位/15分、25分■

今日はWilliamさんプレゼンツの日本語化版。
このゲームほど、経験の差が出るものはない。また、その人の持つ知性や教養の差も如実に出る。まぁ、あれだ、文科省が言う「人間力」の高い人が勝つわけやね。


……嘘です。調子に乗りました。ごめんなさい。


★評価:いか納豆