ファンタスティカ会(Fantastiqa×6戦)

ふうかさんと。
9月は3回ほどご一緒するチャンスがあったんだけど、体調不良(いや、ありゃ参ったね)とか台風来襲とか、いろいろあって今日だけ。事前のやりとりだと『10のナイト(Knights of 10)』とか『鋼鉄都市(City of Iron)』とか『カタンの宇宙船(Starship Catan)』とか、いろいろ遊ぶことになってたんだけど……気がついたら、『ファンタスティカ』だけを遊ぶ会になっていた、という。でも、とても楽しかったので、良い一日になりました、まる。

■ファンタスティカ(Fantastiqa)/6〜11回目/2人/2勝4敗/展開による(後述)■


前回の対戦は、5戦全敗。今回は雪辱を期して臨もうと思ったけど、ルールはうろ覚え。そんなわけで、
・1戦目(73分):ふうかさん14点、オレ7点で敗戦。
・2戦目(54分):ふうかさん15点、オレ11点で敗戦。
・3戦目(62分):ふうかさん15点、オレ7点で敗戦。
・4戦目(51分):ふうかさん13点、オレ1点で敗戦。
と、1戦目から4戦目まではいいようにやられてしまい、トホホ状態。


だけど、ただやられていたわけじゃなかった。ここまで冷静に対戦を観察した結果、ふうかさんの強さがどこから来るかがわかったからだ。なるほど、秘密はアレを選ぶことか。それなら、何とか対抗しようがあろうというもの。さっそく同じ手法を真似て、やってみた。すると
・5戦目(57分):ふうかさん9点、オレ12点で勝利。
・6戦目(55分):ふうかさん7点、オレ15点で勝利。
と、めでたく連勝できた。


『ファンタスティカ』は面白い。いわゆる「デッキ構築」の仕組みを使っていて、カード相互の関係が『数エーカーの雪(A Few Acres of Snow)』に似ている。「○をするには×を先にしておくと有利で、そのためには△から手を着けるといい」という感覚が大切そうだ。これだけ遊んでも、まだ試していない手筋や布石がいろいろあるので、しばらくは楽しめそうな感じがする。いまのところ、国内では暫定3位らしいので、さらに上位を狙っていきたい。


★評価:海老ヒレカツ御膳(前回から評価変更)


『ファンタスティカ』のコツ。
・手番アクションの「冒険」は、やり過ぎない方がいい。デッキを太らせず、圧縮する方がよさそう。
・手番アクションの「彫像訪問」には3つのオプションがある。デッキ圧縮、彫像間移動をうまく使いたい。
・序盤に「Beastなんちゃら」を訪れ、強力なモンスターを手に入れてから次の一手を考える作戦がありそう。
アーティファクトを手に入れるのは、中盤でいいかも。少しデッキが充実してから、か。
・新しいクエストは、公開するより手元の方が良さそうか。他プレイヤーに「+1」を渡さずに済むので。
・なんと言っても強力なのは、ペプシNEXだ(断言)。これがあれば、勝てる。


終了後は、karokuさんも合流して食事会。アーリーアダプター層、パレート理論、ロングテール、などの話題について有益な情報交換を行った。戦国鍋TVがなぜ成功しているかも、こうした理論で説明できるはず。近いうちに、論考をまとめて発表したい(大嘘)。


……なにか忘れてないか?
そうだ、『ドイツ戦車軍団』だ!
今度やりましょう、そうしましょう。