二人ストラグル会

仕事帰りに近くを通る、というファラオさんを無理やり誘い出し、深夜のゲーム会。

  • トワイライト・ストラグル(Twilight Struggle):7回目/2人:USA側を担当して、ファラオさんとの初対戦。事前にカード一覧をチェックしたり、ボード上で国や地域のつながりを把握しておいたつもりだったので、Late Warまでは行けるだろうと楽観していた。しかし、甘かった。手札の運用がまるでなっていない状態で、3ターン目のヘッドラインフェイズでサドンデス敗戦(VPは-20点)。私には、根本的な何かが欠けているのではないかと悲しくなった。
  • トワイライト・ストラグル(Twilight Struggle):8回目/2人:またも無理を言ってUSA側を担当させてもらう。負けず嫌いというか、身の程を知らないというか。第1ターンのヘッドラインフェイズで「欧州復興計画/マーシャルプラン(Marshall Plan)」を使わないとどうなるか、という奇策で臨んでみたところ、やはり無理だった。ゲーム開始時からどんどん押されて行き、3ターン目の第5ラウンドでサドンデス敗戦(VPは-20点)。手札の運用といったテクニックが問題なのではなく、相手の意図を読むことや、ボード上の状況を冷静に分析する、といった姿勢に欠けているのだと痛感する。下手の横好き、という言葉が頭をよぎる。
  • トワイライト・ストラグル(Twilight Struggle):9回目/2人:前の二戦があわせて90分で終わってしまったので、まだファラオさんの時間はありそう。半ばマゾヒスティックな気持ちで、第3戦目もUSA側を担当させてもらう。目標は、とにかくLate Warまで対戦を続けられるようにすることだ。願いが通じたのか、手札の巡りが非常に良い。またダイス運にもかなり恵まれたことで、Early War→Mid Warとターン数も伸びていく。もちろん、押されっぱなし、なのだが。Late Warに入り、とうとう10ターン目の最終ラウンドまでサドンデス敗戦の条件を満たすことなく乗り切ることができた。もちろん、最終得点では完敗(VPは-27点)。Early Warを凌ぐことに夢中で、Mid War以降は手なりで進めていたためだろう。手札とダイス運に恵まれなければ途中でのサドンデス敗戦も十分あった展開なので、運に頼らずに良い勝負ができるように精進したいと思った。
  • トワイライト・ストラグル(Twilight Struggle):10回目/2人:最終戦は深夜1時からのスタート。ずっとUSSR側を担当してくださったファラオさんが、最終戦はUSA側を担当する。最初の三戦で、USA側の「USSRにこう動かれると厳しい」ポイントはつかんでいた(つもりだった)。手札にも恵まれ、ダイス運も良く、序盤の気分は上々だった。しかし、やはりそれは勘違い。ファラオさんが試した作戦の効果が、Mid Warに入ってじわじわと出始める。強烈なパンチはなかったものの、小刻みなジャブやボディブローが効き出し、7ターン目からは防戦一方。対戦は最終ターンの最終ラウンドまで続いたものの、結果はUSA側の圧勝(VPは+25点)。Early War段階での仕込み、Mid Warでの育成、Late Warでの収穫、というファラオさんが立てた作戦の流れを断ち切ることはできなかった。参ったなぁ。
  • 終了後の感想:ゲームが好きということや、ゲームを遊んだ時間が長いということと、ゲームに強いということが決してイコールではないことがよくわかる対戦だった。遊んだ回数が多い割に、初級者の域を抜け出せない私に、いつもつきあってくださる皆さんに感謝したい。それにしても、勝てないなー。