Through the Ages(その2)

一通り、Simple Gameに関するルールは読み終えた。私のことなので、読み漏らしや誤読、誤解もあるだろうが、ゲームの大まかな構造はわかったように思う。
Simple Gameに限って言うと、ゲーム全体の構造は、以前から持っているパルテノン(Parthenon)によく似ているように感じる。あのタイトルから交易に関する部分を除き、スコアリングシステムに変更を加えたものと言って良いだろう。複数あるリソースをマネージメントしながら、自文明の特徴を伸ばして得点を重ねていく仕組みだ。


Simple Gameの範囲では、このゲームは「多人数ソロプレイ」のみの展開になる。文明の特徴を示すTechnology Cardをどのタイミングで取るか、という絡みは多少あるものの、基本的には自分の文明を育てていくだけの箱庭構築ゲームだ。全体のターン数も短く、古代・中世までの二世代(時代区分)のみとなる。
Advanced Gameになると、Aggression(侵略)という概念が加わり、他文明への干渉が可能になる。ゲームで扱う時代区分も古代・中世・拡張期(で、いいのかな? Age of Exploration)まで。
最後のFull Gameになると、戦争という概念が加わり、他文明との絡みはより強力になる。また、近現代(Modern Ages)まで扱うため、ゲーム時間も長くなりそうだ。


最初は行わなくて良いかと思っていたカードテキストの日本語化も、再検討する必要がありそう。ゲーム上の効果はアイコンがふんだんに使われていて見やすいため、恐らく不要だと思う。ただ、カード自体の名称は、訳した方がプレイの雰囲気は出そう。Despotismという英語のままより、専制君主制と書いてあった方が、良いと思うので。


……てなことを考えつつ、ルール解読中。とりあえずSimple Gameができるように抄訳を作って、moonさん、ヴァイスさんにお付き合い頂き、解釈上の不明点を確認してみたいところ。いつもそうだけど、「やってみないと、わからない」性質なもので。。。