第二回目セッション(リプレイ・その6)

興味のある方はどうぞ。
PCの独白モードで。

■マイエラの憂鬱(1日目)

あーあ、やっぱりそういうことね。口約束の報酬をすんなり払ってくれるなんて、そんなにお人好しじゃないわよね。アメとムチ、しっかり用意して『次の仕事の依頼です』なんて、うまい交渉の見本だわ。次から見習わなくちゃ。


でも、バタイユって何よ? 昔の要塞? 絶海の孤島? 何それ。そんなところに行けって言うわけ。なかなか言うじゃないの、お・ば・さ・ま。


しかも、『人を探して連れてこい』。ずいぶん簡単に言ってくれるわ。断るわけにも行かなそうだし、困ったモノよねぇ。

■ズーブの心配(2日目)

探す相手は、白き街道を荒らし回っていた盗賊団の頭目、バラム。噂なら聞いたことがあります。ただ物を奪い取るだけではなく、無駄に人を殺すなどずいぶんと残酷な男だとか。

チルダさんは『彼に奪われたあるものを取り戻して欲しい』と言ってましたけど、そんなに簡単に行くとは思えませんねぇ。魔法でも使って“口を割らせる”しか、方法がなさそうです。場合によってはスピーク・ウィズ・デッドで……あ、いや、それではコードの神がお赦しになりません。危ない、危ない。

いずれにしても、バタイユの牢獄まで行ってからの情報集めが重要になりそうですね。対人関係に問題を抱える私たちで、大丈夫なのでしょうか。


(続く)