第三回セッション(リプレイ・その8)

興味のある方はどうぞ。
今回は短めです。

■やっぱり“こんにちは”(12日目・その7)

バフォメットの申し出を断った一行は、地下2階の先が行き止まりになっていることを確認した。「祖父の手記では、通路がこっちの方向にあるはずなんだが……」困惑するアドラム。


「仕方ない、このレバーを引いてみよう」「どっちから?」「2本いっぺんに」「クナルト、本気か!?」「両方引いてはじめて、動作するシカケかも知れない」
ドルムがレバーをまとめて引く。2カ所でカチッと何かの留め金が外れるような音。「やったか!?」「ええ、“やった”わよ」
拷問部屋にあったアイアンメイデンからはゾンビが1体、奥の小部屋からはゾンビ1体とスケルトンが4体。このパーティの特徴とも言える、真正面からの戦闘が始まった。

(次回で終わる予定です)