手放そうと思っているタイトル(その18)

一つのゲームをずっと遊んでいると、時期(そのゲームとの向き合い方)の移り変わりがある。私が一番好きなのは、同じくらいの習熟度の方と遊んで、自分なりの戦略/作戦/戦術を考え出している時期。あーでもない、こーでもないと思いついたことを試してみては評価し、また次の戦略/作戦/戦術を考える。この繰り返しが大好きだから、パワープレイ傾向が強くなったり、いわゆる“勝ち筋”が多いゲームを好むのだろう。
ただ、ある程度の回数を遊んでしまうと、この楽しみが味わえる時期は過ぎてしまう。考えられることは全部試してみて、もう何も思いつかない……という時期がやってくる。そうなると、そのゲームへの熱意は急速に薄れてしまい、遊ばないまま押し入れへ。よく考えると、とてももったいない話だ。そういったタイトルも、いくつか手放そうと思っている。

イスファハン(Yspahan)
Ystari Gamesの作品。プレイヤーは中東(?)の商人となって、街区の独占やキャラバンの運営を行う。独占した商店の数や、キャラバンで運んだ荷物の数などによって勝利得点を得ていく。特徴的なのが、行動選択にダイスを使うこと。やりたいことがあってもできなかったり、思わぬ恩恵にあずかれたり、と、ダイスを使うゲームならではのジレンマを味わえる。勝ち筋がいくつもあるゲームとして、何度も繰り返して遊んだ。ただ、昨年はまったく遊んでいない。“勝ち筋”が見えたわけではないけれど、作戦を思いつけなくなったのだと思う。新鮮な気持ちで遊んで下る方に、お譲りしたい。興味のある方は、メールかmixiメッセージでご連絡下さい。
追記
さっそく、お問い合わせを頂きました。ありがとうございます。『イスファハン』への申し込みは、締め切らせてもらいます。