手放そうと思っているタイトル(その25)

個々のゲームには、ちょうどよいプレイ人数というものがある。外箱には「○人〜△人」などと書いてあるけれど、必ずしもその通りとは言えない。タイトルによっては、□人でなければ面白くない、と思えるものもある。たとえば、私の好きな『蒸気の時代(Age of Steam)』。外箱の背面には「2〜6人」と書いてある。確かに、2人でも6人でも遊べないことはない。しかし、2人や6人だと、あまり楽しいとは思えない。2人で遊ぶと競りや陣取りの絡みが少なすぎるし、6人だと1ターン目の順番を決める競りで最下位になった人がかなり厳しいからだ。実は3人もいまひとつ。ゲーム終了までのターン数がいきなり長くなってしまうのでだれてしまうので。適性人数は、4人か5人。意外にプレイヤー人数を選ぶゲームだと思っている。
適性人数の幅が狭いゲームは、遊ぶのがなかなか難しい。ちょうど良い人数が集まるとは限らないし、好みによっては(人数がちょうどよくても)出せないこともある。そんなわけで、死蔵中になってしまっているタイトルもいくつかある。そういったものも、手放していくことにしよう。

マレ・ノストラム(Mare Nostrum)
地中海を舞台に、自分が担当する国家を繁栄させていくゲーム。ローマ、カルタゴバビロニアなど、5つの国家が登場する。地中海諸国に領土を広げて交易を行って産物を手に入れ、集めた産物の種類に応じて通商拠点や兵士を作り、最終的に特殊な建造物(Wonder)を作り出した人が勝利となる。交易も領土拡大(戦闘を含む)も抽象化してあるけれど、深みがあって面白い。……の、だが。ゲームに登場する国家が5つである関係上、5人以外で遊ぶことは難しい。一応、それより少ない人数で遊ぶときの特別ルールと、6人でも遊べる拡張キットは出ているが。。。やって面白いゲームであることは確かなので、死蔵しているのがもったいない。興味のある方にお譲りしたい。気になる方は、メールかmixiメッセージで、ご連絡下さい。