神風が吹く、ってのはあの時のダイス目を言うんじゃないかな

taroさんにお誘い頂いて、二人ゲーム会。今日のお題は『Bulge 20』だ。巧者のtaroさんに対抗すべく、事前にいろいろ検討してから臨む。

Bulge 20/2回目/2人/引き分け
連合軍側を担当。序盤は史実と同じく防戦一方。G-2カードをことごとく無効化され、ドイツ軍の意図が見えないのがつらい。そのため『パットン第三軍』も『戦略予備』も動かせず、よけいにつらくなる。何とかG-2が機能したのは5ターン目。見えたのは『ケース・マルタン』。なるほど、南方は捨ててもいいんですな。これでだいぶ楽になり、各軍/軍団を北方へスイング。徹底的な遅滞戦術に移行した。もちろん、まんがいちに備えてアーヘンは第9軍で死守。これにより、何とか引き分けに持ち込むことができた。
Bulge 20/3回目/2人/勝利
今度はドイツ軍を担当。選んだ戦略目標は『ケース・マルタン』。これまでの対戦から「軍の中身が見えない」ように戦うことが重要そうに感じていたので、序盤からかなり戦闘は控えめにしてみた。さらに最左翼の第7装甲軍に、すべての装甲軍団編入。中央の第5装甲軍はSS装甲軍団のみにし、快速の二個軍を編成。残りの第6軍、第15軍はそれぞれ4つの歩兵軍団を編入した。ある意味、ハンマーと金床×2、と言う構成で、突破とその後の防御を分担する。第1ターンには第7装甲軍がバストーニュ→ナミュールと進撃。早くも補給基地を押さえる。中央から北方での前進はほとんどできなかったため補給切れは怖かったが、第5ターンまでに勝利条件達成のための布石は打ち終わった。ここで乾坤一擲の反撃を企図した連合軍が、増強した第9軍で独第15軍に総攻撃。しかし、独15軍のダイス目は、驚きの「6ヒット」。損害を吸収しきれず、反撃の主軸を失った連合軍は、戦闘意志を喪失し、ここで協議終了となった。うわーい、taroさんに初めて勝ったぞー。
感想など
初めてドイツ軍を持ち、両軍のカード構成の違いなどがよくわかった気がする。カードの一覧を眺めているだけでは見えないものって、やっぱりあるなぁ。お忙しい中、対戦してくださり、気づきを与えてくださったtaroさんに感謝したい。
疑問がいくつか
LOCの設定、退却路の規定、軍集団からの軍の分遣。この3つについてプレイ中に疑問が生じた。今回は協議でルールを規定したけれど、ホントのところはどうなんだろう? 時間に余裕があるときに、FAQやエラッタで確認しておくようにしなくちゃ。