2日連続のゲーム会より、遊んでいた時間そのものは短かったかもしれない

合宿の第3日目。前日とは一転して、曇りの一日。日中でも気温があまり上がらず、寒かった。

■シャーウッドの森(Sherwood Forest)/初プレイ/5人/2位■

Oさんが持ち込んで下さったタイトル。今回の合宿中に最も多くの参加者が注目したタイトルだった。
それぞれのプレイヤーは森を根城にする盗賊団のリーダーになる。ここを通る隊商を襲って資金や人材を確保し、盗賊としての名声(悪名)を高めることが目的だ。展開で大きな位置を占めるのが交渉。自分の盗賊団だけでは襲えない隊商を狙うため、他の盗賊団に協力を持ちかける。お互いが得をしつつ、自分だけわずかに大きな利益を得ることを繰り返し、徐々に盗賊団としての力を蓄えていくようになっている。
今回は序盤から装備品に集中して力を蓄え、他の盗賊団にとって「戦力として魅力がある」体制を整えるようにしてみた。序盤はこれが奏功し、中盤にはトップに。しかし、そこで目立ちすぎたのは失敗だった。結果として他プレイヤーからの締め付けが厳しくなり、最後は単独で隊商を襲うしかない状況に。ジワジワと力を蓄えてきたカエル盗賊団に逆転され、2位に終わる。
あのルールさえどうにかなれば、ぜひ再戦してみたいタイトルの一つ。もっとスマートにできると思うんだけれど、それはそれで難しいのかなぁ。

バトルスター・ギャラクティカ(Battlestar Galactica)/初プレイ/5人/人類側で勝利■

taroさんが持ち込んで下さったタイトル。人類とサイロンの戦いがテーマの、協力ゲームだ。誰が裏切り者なのかわからない、いつ裏切られるかわからない、疑心暗鬼の状態がずっと続く。taroさんとカエルさんがサイロン側だったのは、あまりにもできすぎていてウケてしまった。
序盤から中盤にかけての順調な探索による“貯金”のおかげで人類側が勝利。後半はギリギリの感じだったけどね。

■謀略級三国志/初プレイ/5人/途中終了■

taroさんが持ち込んで下さったタイトル。以前から遊んでみたかったタイトルだったので、心待ちにしていた。ルールはわかりやすく、プレイ時間も短いけれど、多い人数でこそ楽しいというタイトルなので遊ぶ機会がなかったのだ。
テーマは、三国志の世界における軍師同士の戦い。自分が何者であるかを隠しながら、魏呉蜀をはじめとする各地の軍勢に合戦させながら特定の勝利条件を満たしていく、というもの。初めて遊ぶ今回は、諸葛亮孔明を担当することに。強力だけど勝ちにくいタイプのように感じられた。
時間の都合で、途中まで進めたところでいったん終了した。

■謀略級三国志/初プレイ/4人/敗戦■

面白かったので、2戦目に。今度は左慈を担当。ゲームを早めに終了させるのが勝利条件を満たす近道だと考え、大陸中を放浪しながら各勢力の力を削っていく作戦に出た。しかし、これがなかなか難しい。中盤までに一大帝国になった魏を止めることができず、たむらさんが勝利条件を満たすのを邪魔できなかった。うーむ。
念願の初プレイだったことを差し引いても、とても面白い展開だった。所有はしているので、何とか人を集めて再戦してみたい。