口から出まかせ、言い放題(Who would win? ほか)

平日三人会、今年の第一回目。今日も抱腹絶倒の展開になった。

アフリカ探検(Source of the Nile)/初プレイ/3人/途中終了(一応、勝利?)
Avalon Hillが1979年にリリースした、未踏の地・アフリカを探検していくゲーム。初期資金を使って探検隊を組み、アフリカの地を彷徨っていく。さまざまな特殊能力を持つ人物を雇い、乗り物(動物やカヌー)と装備を準備し、探検隊を編成するのが楽しそう。今回は初めてなのでルールブック末尾の設定済み探検隊を使用したけれど、次は自分で編成をしてみたい。で、探検の方は壮絶。できの悪いゲームブックを読んでるんじゃないかと思うくらい、不幸ばかりが襲ってくる。出発地点の周りが湖ばかりで身動きがとれなくなったり、病気になってしまったり……などなど、オーバーキル城も顔負け。まぁ、このくらい乱暴なバランスでも面白かったので良しとしよう。さすがに最後まで続ける感じではなかったので、再戦を期して途中終了。4点しか獲得してなかったのに、暫定トップで終える結果になった。
誰が勝つ?(Who would win?)/初プレイ/3人/最下位
ふうかさん、おのさんの紹介を拝見して、いつか遊んでみたかったタイトル。著名人などの名前が書いてある「人物カード」を引き、「お題カード」で対決させる。サンタクロースとポパイがセーリングで、切り裂きジャックジャンヌ・ダルクがジャグリングで、アルカポネと海賊黒髭が脳外科手術で、といった具合に対戦していき、そのつど勝敗を競っていく。なぜ、自分が担当するキャラが勝利するのか理由を説明する必要があって、あーでもない、こーでもないと考えることに。口先三寸で人を丸め込むのは面白いよなぁ。勝敗の判定をする役目の人にも、もっともらしい理由を付けるという見せ場があって、それはそれで面白かった。
Cranium Hoopla/初プレイ/3人/全員勝利
バンパレーナ(Cranium Bamparena)と同じシリーズ。手番プレイヤーは「課題カード」の内容を、ジェスチャーと擬音、お絵かき、一行広告、大小比較などで表現する。他のプレイヤーはヒントを基にカードの内容を当てていく。カードのテキストは英文のままなので、頭の中で日本語変換してから表現するのが難しく、かつ面白かった。17問+αのお題を、規定の15分以内にクリアして、全員勝利。コミュニケーションを重視したゲームの一つだと思うけど、人数が多くなればなるほどクリアは難しそう。手番以外のプレイヤーは次々に思いついた言葉を挙げていくため、「カッチカチやぞ!」といった結果的にミスリードとなる言葉が出る確率が高そうなのが第一の理由。人数が増えると課題数が増えるのに、制限時間は15分のままというものが、第二の理由。5人くらいが一番楽しく遊べるかも。
迷宮コンクエスト・ダンジョンウォー/4〜5回目/3人/勝利→敗戦
旅団長は初、私とたむらさんは数回のプレイ経験あり。いろいろ考える要素が多いことも見えてきた。手軽に遊ぶには、良いゲームだと思う。ただ、王国カード/迷宮カード/サイコロと、運の要素が三つ盛り込まれているので、良いときはいいし、ダメなときはダメという極端なゲーム展開になる可能性も高い。このあたりを笑って流せる人とでないと、出しにくい感じがある。
ジャンボ(Jambo)/3回目/2人/敗戦
旅団長が帰宅し、たむらさんと。途中まで5ポイントほどの差だったのに、その後の3手番くらいで20以上の大差をつけられてしまった。トホホ。個々の要素を見ると面白そうなのに、展開がだれてしまいがちで商売している感じが薄い。商売の基本になる「商品カード」と、その他の効果を持つ「実用/人物/動物カード」との枚数のバランスが悪い印象を受けた。後者のカードは各種1枚ずつにし、商品カードを出やすくするというバリアントで、次は試してみたい。
感想など
本日もおつきあいしてくれたお二人に感謝。いろいろと「翻弄」されるタイトルが多かったので、今日もジェットコースター気分を楽しめた。また、次も、ぜひ。