実は危ないところだった(DMZ)

旅団長と。

DMZ:The Next Korean War/2回目/2人/勝利■

Decision GamesのFolioシリーズのうち、現時点で一番のお気に入りを再戦。今日もまた、南を担当。
前回の敗戦を教訓にして、マップの中部から西部にかけて厚い戦線を構築する。もちろん、すべて2-2-8の歩兵ユニット。進撃路上の要衝に配置し、少しでも旅団長にダイスを振らせるのが目的だ。


このゲーム、防御側にとって大切なのは「いかに攻撃側にダイスを振らせるか」だと思う。山岳や都市に籠もった部隊への攻撃や、渡河を伴う攻撃ではEX(相互損害)の結果が出やすいCRT(戦闘結果表)になっているためだ。個々の戦闘力は高いがユニット数が少ない北側の1ステップと、戦闘力は低くてもユニット数が多い南側の1ステップでは、重さがまったく違う。南側にとってEXは「望むところ」なわけで、その結果が出る可能性が高い場所への攻撃をいかに誘引できるかが大切だと考えた。


今日の対戦では、それが当たった。山岳沿いに遅滞行動をとる南側の部隊に、やむを得ず攻撃をしかける北側のユニットは、EXの結果で徐々にすり減っていく。5ターン目あたりから衝撃力が落ち始め、7ターン目には体感的な衝撃力は3分の2くらいまで落ちた。こうなれば、限定的な反撃も可能だ。


支援火力が最大となるタイミングを狙って、8ターン目には突出した砲兵(26-13-5)を、9ターン目以降には攻撃の基幹となる歩兵(12-9-7)や機甲(11-8-11だったかな?)を、それぞれ機甲+歩兵の協働攻撃で排除。北側のユニット総数は徐々に減っていき、12ターン目には7個ユニットしか盤上にいない状況を作り出せた。これで楽勝!


……と思っていたら、北側の最後の一撃。ソウル北側に構築した戦線にほころびがあり、そこを突かれてしまう。36分の5の確率で引き分け。旅団長のダイス振り。ひさびさに祈る。


13ターンの終了時点で、これ以上は攻勢を持続できないという判断から旅団長が投了となった。
狙いが当たったようで嬉しいけれど、やはり最後まで気が抜けない。「あそこで1の目が出ていたら」とか「あそこで1ヘクス北に動かしておけば」といった反省点はたくさんある。まだまだ精進しなくちゃねぇ。


(追記)
クロノノーツゲームに、Folioシリーズの『Aachen』が入荷したとの告知がありました。このあと順番にシリーズが入ってくるのかな。『Crusader』あたりが入ってきたら、つい手を出してしまうかも。

こいこい/8回目/2人/勝利■

DMZと似たような展開(ん?)。序盤にだいぶ差を付けられて焦った。後半、運良く巻き返せたからよかったようなものの。。。