平日ゲーム会

旅団長、たむらさん、いたるさんをお迎えしてGMTの『Sword of Rome』を。先月の合宿では時間切れで途中終了していたタイトルだ。今回はショートキャンペーン(6ターン)を最後まで遊ぶことが目標。

■Sword of Rome/2回目/4人/400分/勝利■

ルールの説明時間はなし(みんな経験者だし)。開始に先立って陣営をランダムに決める。旅団長はギリシア、たむらさんはエトルリア−サムニウム、いたるさんがローマ。私だけ、合宿の時と同じガリアだ。うーん。ここは経験者の利を活かして、勝たせてもらいますかね(傲岸不遜)。
ガリア。前面の敵はエトルリア。でも、ここで衝突すると遠ガリアが活性化する頻度が高まり、不本意な二正面戦闘を強いられる。『遠交近攻』の原則には反するけれど、エトルリアとは同盟を結び、中盤から大勢力化するローマを叩くことにした。
同盟を結んでいる国の領地は自由に通過できる、というルールを利用してローマを強襲。強力な指揮官に大兵力を預け、首都ローマに迫る。しかーし、いたるローマ軍はこの攻勢を凌ぎきり、鉄壁の守りを固めてしまった。こうなると、もう攻められない。


中盤からは生存戦略に方針を変更した。遠ガリアを徹底的に叩き、後顧の憂いを絶つ。その上でサムニウム/ローマの支配する都市を強襲できる位置に兵力を置き、隙あらば強襲->掠奪を狙うというものだ。幸いなことに、遠ガリアに押さえられたVP都市はなく、掠奪ポイントも3しか与えていない。どこかで2回強襲に成功すれば、勝てそうな感じ。んあー、とか言いながら突撃したい気持ちを抑えて、最終ターンまでじっと我慢。


チャンスは最後の最後にやってきた。暴れん坊ギリシアが居座る南方にローマ軍の主力が突入し、北方ががら空きになる。今だ! 最終手番で『最悪の時』カードを投入して2連続で手番を行い、スルスルと抜け出して強襲をしかける。ダイス目も良く、成功した。これで1VPを獲得した。


最終的には、ギリシアと同点の7VP。タイブレークの優先度が高いガリアが勝利した。個人的には、満足の一戦。久しぶりに、ちゃんと戦いに参加できた気がする。まぁ、一人だけ経験者、みたいなもんだったからなぁ。

■Infurkt/初プレイ/3人/50分/勝利■

傷心の旅団長が抜け、たむらさん、いたるさんと3人でコレを。ルール説明は10分ほど。
普段の生活の中には、体に悪いことがたくさんあるんだな、と実感させてくれるゲーム。オフィスで仕事をすればストレスが溜まり、バーに行けばストレスは発散できるが肺癌の発症率が高まり、他人が主催するパーティに呼ばれ高カロリーの食品を食べて肥満の危険度が高まる。なんてことを繰り返しながら、最後まで“パンク”しなかった人が勝ち。
ある程度の状態になると、加速度的にひどくなっていく“肺癌のリスク”を徹底的に回避して、なんとか生き残って勝利。現実の世界とは逆だよね。