平日Here I Stand練習会(その3)

“今月のうちに、全陣営で一度は遊んでおきたい”というワガママな私のリクエストに、旅団長といたるさんが応えてくれて実現。大人になって覚えた遊びは、始末が悪い。

■Here I Stand/3回目/3人/途中終了/300分ほど■

いつもの通り第1ターンから始めてしまうと、新教徒を担当する人がつまらない。だって、宗教論争くらいしかできず、軍事的な行動がほとんどとれないからね。他の勢力を担当する人も、ゲームがどう動いていくか見えにくい。そんなわけで、今日は第3ターンから始まるトーナメントシナリオを選んだ。担当陣営は、旅団長がイングランド+新教徒、いたるさんがハプスブルグ+ローマ教皇、私がフランス+オスマン帝国
オスマン帝国は初期戦闘力の大きさにまかせて、序盤からどんどん西進していく。。ウィーンのハプスブルグ家に迫る勢い。しかし、途中の攻城戦で損害を受け、衝撃力が落ちたところでハプスブルグ家との暫定国境線を決めて停戦した。
フランスはVP獲得の点でメリットがあるミラノへ侵攻。数度に渡る攻城戦で多大な損害を受けながらも、落とすことに成功した。もちろん、代償は大きい。収益のほとんどをミラノ攻略を目指す部隊に投入したため、他戦線は薄い。
ローマ教皇は、地道に兵力を増強。フィレンツェまでは確保した。ただ、全体的な兵力は少ないので、これ以上の拡張は難しい。
ハプスブルグ家は四方八方から攻められて、生き残りに必死。主戦戦がいくつにも分断されているのは辛い。
イングランドスコットランドへは攻め込まず、艦船の建造に力を入れる。カレーを起点に、フランス北部を狙う構え。新教徒との共同攻撃ができることを含めると、ゲームの主導権を握っている。


……第6ターンの途中、以上のような状況になったところで時間切れ終了。終わった時点では、まだ誰が勝つかわからない感じだった。
各陣営の動きが分かってくると、どんどん面白くなってくるね、このゲーム。6陣営すべてを一人ずつで担当してフルキャンペーン、というのは無理かも知れないけど、まだまだ何度も遊んでみたい。

■Decktet(Magnato)/1〜2回目/2人/1勝1敗/それぞれ20分■

いたるさんプレゼンツ。
Decktetというのは、6つのスートを持つカードセットで、Playing Cardのようなもの。これを使ったゲームがたくさん発表されているらしい。今日はそのうちの一つ(一番人気とか)の『Magnato』を教えてもらう。ルールは『カタンの開拓者』+『バトルライン』という感じ。場にある自分のカードに対してダイス判定をしてリソースを獲得し、そのリソースで手元からカードを出し……を繰り返す。最後に両者が置いたカードの合計値を比べて勝敗を決める、というもの。2人用ゲームとしては、とっても面白かった。旅団長の好みにも合うはず。
1セット用意すれば他のゲームもいろいろ遊べるようなので、さっそく手に入れる算段を開始(8/1に頼んだら、8/9には届いた。早い)。