週末二人ゲーム会

私の好きなゲームの一つに、Avalon Hillの『CAESAR』がある。敵が籠もっているAlesiaを包囲したCaesarと、その包囲を打ち破るために突撃してくるガリア軍との戦いがテーマのウォーゲームだ。初めて遊んだのは30年近くも前だけど、包囲/解囲戦の面白さに惚れ込んで、今でも持っている。
『CAESAR』の難点は、遊ぶのに時間がかかること。何回遊んでも、最後までやろうとすると10時間はかかってしまう。好きだけど、気軽にできないゲームの一つでもある。


bqsfgameさんの日記を拝見していたら、国際通信社の『河越合戦』が、『Alesia』に近い雰囲気のように感じられた。これはひとつ、やってみるべえ。さっそく手に入れ、taroさんにお願いして対戦してきた。

■河越合戦/初プレイ/2人/敗戦/240分■


詳しい紹介は省略。taroさんが北条、私は連合軍側を担当した。
北条方はマップ西端から進入し、連絡路を確保しながら川越城を目指す。こちらは3つの陣営がそれぞれ他の移動を阻害する(常時スタック制限あり)ため、有効な防衛戦が築けない。そのうち、籠城していた部隊も打って出てきて、挟み撃ちにあう始末だ。
中盤には川越城への攻城を開始するものの、ZOCからの自発的な離脱が不可能なので、強力な部隊を送り込めない。そうこうするうちに、連絡線を確保した北条方が城内の部隊と合流を果たしてしまった。
最終盤、「あと1移動力あれば」or「あと1ヘクス西にいれば」連絡線を寸断できる……というところまでは追い込めたが、やっぱり敗戦。うーん。


『河越合戦』、とても面白いゲームだった。『CAESAR』よりもマップは狭く、ユニットが少ないので、包囲/解囲戦を手軽な時間で楽しめる好ゲームだと感じた。またどこかで遊びたいなー。

西南戦争/1〜2回目/2人/1勝1敗/いずれも40分ほど■


引き続き、日本の歴史を扱ったゲーム。taroさんプレゼンツ。
ポイント・トゥ・ポイントのマップに、デッキ構築型のCDSを組み合わせたもの。
詳細は省くけど、これも面白かった。派手さはなく、細かいポイントを獲得しあうボクシングのような感じ。手番に移動か戦闘のどちらかしか選べない、というのが効いている感じがした。


今日はどちらも面白かった。でも、困るんだよなぁ。こう面白いゲームが増えちゃうと、所有ゲームの整理が進まないどころか、増えちゃうから。参ったなぁ。。。