週末2人ゲーム会

いろいろあった一週間。ちょっとしんどかった。
今日はOさんと憂さ晴らし。

■Legacy:Gears of Time/3回目/2人/勝利/70分■

まだ3人でしか遊んだことがなかったので、2人だとどうなるか、興味があったので出してみた。
ゲームそのものの面白さは損なわれているわけではないが、2人だとイマイチ、という印象だ。2人だと「Writing」「Fire」などの基礎となる技術が発見/残ることが少なく、高得点につながる技術を出しにくい。そのため、「Writing」→「Printing Press」くらいの小規模コンボで地味に加点していく、という流れになってしまい、ダイナミックさが失われている感じが強い。面白いことは面白いけど、人数多い方がいいよね、というのが結論。

■Bohnkick/初プレイ/2人/途中終了/15分■

Oさんプレゼンツ。
Uwe Rosenbergのマメシリーズ。テーマはサッカー。ルールを読んだ限りではすごく面白そうだったんだけど……。いまの私たちの好みには合わなかった。Oさんが2ゴールを決めたあたりで気力が萎えて終了。

■Double Agent/1〜3回目/2人/3連勝/各20分ほど■

Oさんプレゼンツ。本日のOGN。
2人対戦専用のカードゲーム。6つある「場」の権利を競っていく。ルールの構成はすごく簡単で、特殊カードが多い『Battleline』という印象。でも、カードの出し方、勝敗の決め方、得点の方法が工夫されている。
それぞれのプレイヤーは同じ構成の22枚のカードを持ち、手番に1枚ずつ出して行く。すべてのカードには一定の価値があって、双方が出したカードの合計が「得点」になる。ゲームが終わったときに、その得点が多い方の勝ち。
では、カードをどうやって獲得するか? ゲーム開始時にその場に送り込んでいた「エージェント」の数値が高い方が勝って獲得できる。エージェントには1〜5までの数字が振ってあって、単純に数字の大きい方が強い(多少の修整はある)。うわ、単純。
でも、どこにどのエージェントを送り込んだかは、相手にはわからない。また、得点になるカードも裏向きの秘匿情報(ある程度の推測はできるようになってる)なので、開けてみるまで何点かはわからん。「あいつ、あそこに最高の7点カード置いたよな。きっとあそこのエージェントは5だな。じゃ、そこは捨てて他で得点するか」「あれ? なんでそこに3点カードなのかな? 意図がわからん」「お、こっちの5のエージェントのところに4点のカード置くなんて、ラッキー!」などなど、いろんな思いがプレイ中の頭を占める。
この読み合いにアクセントを加えるのが手札の使い方。手札の中には2通りに使えるものがある。得点用に場に置くか、特別アクションとして使うか、だ。特別アクションは「相手のエージェントを入れ替える」「相手の手札を見る」「得点計算の時に、爆発(!)して他の得点カードのうち最も高い数値のものを吹き飛ばす」など、強烈だ。もちろん、強烈な効果を持つカードほど、得点にした時の数値も高いわけで、使い分け方も大切になる。
そうやっていろいろ考えながら、カードを出していく。一つの場に一定枚数のカードが並んだら、すぐに得点計算。今日遊んだ3回はいずれも、手札を使い切ることはなくゲームが終わったから、ゲーム時間は短い。だいたい15〜20分、かな。テンポの良さは嬉しい。
まとめ。このゲーム、いかに相手の裏をかくか、ということに集中できる面白さがある。とってもいい。こういう、少ないコンポーネントでたくさんの考えどころがあるゲーム、大好き。今日は自重して3回でやめたけれど、一日中やっててもいいくらいだ。あー、いいゲームに出会えてシアワセ。


この他にも2つ(合わせて5回)、全部で5タイトル/10ゲーム。面白かったー。『Double Agent』が特に。
最近あった困ったこと、忘れられた。明日から前向いて行けそう(ウソ、大げさ、紛らわしい)。