平日三人ゲーム会

旅団長、一味さんをお迎えして。

■MARIA/6回目/3人/敗戦/305分■

本日のメインディッシュ。“自分の”を使うのは初めてだ。
厳正な抽選の結果、旅団長がフランス&バイエルン、一味さんがオーストリアを担当。さっそくゲームスタート。あ、そうそう、ルールは上級で。
最初の1年は、だいたい想定の範囲内の展開。プロシアはシェレージェンでオーストリアが支配する要塞を奪い、国事軍はフランス北部を攻めていく。オーストリアは引き気味の守り。フランス&バイエルンも無理な前進はしないので、戦闘は起こらずに終わった。
2年目は国事軍がフランス軍の一部に攻撃を仕掛けるところから始まる。満を持して攻め込んだつもりが、するっと逃げられてしまった。深追いは禁物……と気がついたのは兵站部隊が追いつけなくなってから。追撃のつもりが、誘引されたんだよねぇ。
一方のプロシアは「これまで見たことない展開」に持ち込もうとシェレージェン割譲をオーストリアに提案するも拒絶される。2ターン中立になるのは痛いけど、その間にオーストリアとフランス+バイエルンが本格的な抗争を始めてくれれば、という目論見だったんだけど。
3年目は西部でフランスの大反撃がスタート。国事軍の部隊は次々に追い込まれゆき、気がつけば開戦時の国教のこちら側に。一部隊、どうしても戻せないのがあって、ほぼ“捨て駒”になってしまった。東部ではザクセンが中立からオーストリアと同盟になり、戦線の後退を余儀なくされる。うわー、こりゃダメだなぁ。
4年目。勝つのはフランスか、それともオーストリアか。プロシアも国事軍も勝敗レースからは脱落気味。乾坤一擲のつもりで打って出た戦で敗れ、ほぼ完全に勝利の圏外へ。トホホ。
ゲームが終わったのは第11ターン。シェレージェン方面に主力を集中させていたオーストリア軍の背後を、フランス&バイエルン軍が突く。「この一戦で勝てばサドンデス」という戦いは、最後の1枚までカードを使い切ったフランスの勝ち。勝利ポイント11で、フランス&バイエルンがサドンデス勝利を収めた。
ここで旅団長が撤収。勝ち逃げだ、勝ち逃げ。悔しいので、私が勝てるまでまた付き合わせてやるー(ウソです。また遊んで下さい)。
★評価:胃の調子が悪いときに飲む炭酸飲料(しみるんだ、これが)

■ロストレガシー/初プレイ/2人/勝利/15分■

一味さんプレゼンツ。
先日のゲームマーケットでワンドローが販売したカードゲーム。カナイ製作所の『ラブレター』をベースに、カード構成や効果を変更してある。3本先取で1回遊んだだけだけど、『ラブレター』とは同じようで違うゲームになっている。
★暫定評価:えびアボカド(スシロー)

■Afrika !/1〜2回目/2人/お試し・敗戦/22分・81分■

『ロストレガシー』、もうちょっと遊んでみたい感じもしたけど、もう少し多い人数の時でいいよね。ということで、「ウォーゲーマー出身」の二人は、いそいそとコチラを。実はまだ、遊んでなかったの。
『Afrika !』は、第二次世界大戦北アフリカ戦線の戦いをテーマにしたウォーゲーム。1941年から1942年までの期間を扱うキャンペーンゲーム(戦役全体を扱っている、つー意味)で、ドイツ+イタリアの数字軍と、英連邦軍が出てきてエジプトからリビアにかけてドンパチする。
ルールの総量は、とっても「少ない」。また、ゲームで使うユニット(駒)も、とっても「少ない」。どちらも、少なきゃ簡単でわかりやすいだろ、ってもんではない。ウォーゲームの場合、むしろ逆に作用するように前から感じてたりもする。まぁ、いいや。そのあたりは別のところでまた。
で、うっかりミスとかルール確認をしながら、まずはお試し。22分で終了した。うん、通して遊べばわかる、かな。
本番、二戦目。一味さんが英連邦軍を担当した。第1ターン、いきなり補給を運ぶ船がマルタ航空隊にやられたらしくて、初期の補給+ダミーが1枚でスタート。先手を取る英連邦軍。あれ? なんか違わないか?
それでも虎の子の第21装甲師団(第5軽師団ね)とか第15装甲師団などの強い部隊で戦線を切り拓いていく。後からぞろぞろとアリエテ、トリエステなんかのイタリア軍がついていく展開。ところが、じゃ。このゲームも北アフリカ戦のご多分に漏れず補給が厳しい。中盤からは部隊展開力に勝る英連邦軍に押されまくる展開に。うーーーーん。終盤まで苦しい戦いが続き、第8ターンで投了。
コノげーむも、ムヅカシイデス。でも面白かったので、近日中での再戦を約束した。あ、今度は『Norway!』もセットで、ひとつよろしくお願いします。
★評価:乾燥マンゴースライス

■ドンブリコ!/1〜2回目/2人/二連敗/16分・9分■

一味さんプレゼンツ。
先日のゲームマーケットで有限浪漫が販売したカードゲーム。シンプルなゲームで、ルールとかコンポーネントとか書いちゃうといけない気がする。ものすごく大ざっぱに言ってしまうと、短時間で終わる『コロレット』かな。「ホントは4人が最適のパーティゲームじゃないの?」と、始める前はちょっと不安だった。


一味さんによるルール説明を受けても、まだ不安。「ホントに、だいじょぶなのかなぁ」。


1ラウンドが終了。まだ不安は消えない。「え、これで1ラウンドですか?」


決着着くまで、4ラウンドくらい遊んだ。「ごめんなさい。私が間違ってましたっ!」。本日のOGN。



★評価:食べ終わったら、棒に“あたり”って書いてあったホームランバー