おもいだす

この間の週末に遊んだゲームを、面白かった順に振り返る。

■パラディシオ(Paradisio)/1〜3回目/2人/1勝2敗/23分・15分・19分■


16枚の木製タイルに、島の断片が描いてある。2人のプレイヤーは互いに8枚ずつ持ち、順番に1枚ずつ出して行く。ただし、出すときのルール(既存のタイルと辺で接すること、既存のタイルと絵がつながるように置くこと、4×4の仮想グリッドにおさまるように置くこと)を守らなくちゃいけない。自分の順番が来たときに、タイルをルール通りに置けなかったら負け。これを、どちらかが3勝するまで繰り返して勝者を決める。はい、ルールは以上。説明は5分で終わり、遊ぶのに20分もかからない。これだけで、私のストライクゾーン。
さらに、「最初のうちはあんまり考えずに適当に出して行く」「中盤くらいから終局を見据えて出して行く」「最後の2枚くらいはパズル」という、徐々に考えどころが変わっていく展開がイイ。間違いなく、本日の一等賞だ。
今回は1回戦目で重要なルールミスがあった(手持ちタイルを公開しなかった)けど、それはそれで面白かった。2回戦目からちゃんとしたルールで遊んでみたところ、Oさんに連敗。苦手なゲームではありそうだ。それでも、好き。
ちなみに、これは『Sedici』っていうゲームのリメイクらしい。元の、いかにもパズルでございっていう絵柄より、私ゃこっちがずっと楽しいように感じた。だんだん島の全容が見えていく、という副次的な効果も感じられるので。ま、そのあたりは好みの問題だよな。


★評価:ウェンディーズのチリビーン


追記)今日はOさんが所有しているもので遊ばせてもらったけど、ゲーム会が終わった後ですぐに自分の分を注文した。そのくらいには、好きです、ええ。


追記)『お先に失礼しま〜す!』の大ファンであるところの(関係代名詞:テストに出るよ!)甥や姪には、私以上に受けそう。近いうちに一緒に遊んでもらって、感想を聞いてこよう。


カタンの開拓者たち:カードゲーム(Die Siedler von Catan: Kartenspiel - Für zwei Spieler)/19回目/2人/敗戦/63分■


4年ぶり。「前に遊んだアレ、面白かったよねー。最近は遊んでなかったけど、いまやったらどうかなー」シリーズ。同じ意図で遊んだ『Double Agent』がちょっと「アレ!?」って感じだったので、不安でいっぱいのスタート。つまんなかったときに、すぐ“撤退”できるよう、基本セットを使った10ポイントマッチで。
杞憂。心配しすぎ。今でも変わらぬ面白さと楽しさ。
もちろん、古いゲームだから「いまならもっと遊びやすく作れるだろうな」と思う部分はある。産出した資源をキューブやキューブで示すようにすれば短時間化できそうだし、建物の効果もある程度は共通アイコン化できたりするだろう。でも、そのめんどくささも愛おしく感じられるくらい、面白かった。「今度は、全拡張セットやろうぜ」と約束して終了。楽しみ。
あー、ただ、この感想には「思い出補正」がかなりかかってるので要注意。これやると、前に遊んだ時のセピア色の風景がどうしても浮かんじゃうんだよね。あの頃は、よかったなぁ。


★評価:餅太郎