週末ゲーム会

ふうかさん、karokuさんにお誘い頂いて。いたるさんも参戦。

■ダイスデビル(Dice Devils)/1〜2回目/4人/最下位・1位/14分・10分■

プレイヤー人数+1枚のチップを取り合い、最後に集めたチップの点と組み合わせによるボーナス点を合計して勝敗を競う。プレイ順に「このチップほしい!」と宣言をするんだけど、他の人とバッティングしたら勝負に勝たなくちゃダメ。で、その勝負に使うのがダイス。基本的には2個振って、その合計値を比較して大きい方が勝ち。で、プレイ順と紐付いた特殊能力があって、それを使うと単純な出目勝負にはならない、という構造。宣言前にダイスを振っておくため、ブラフをかけられる要素もある。



1回目は最初から最後まで「6番」で、いいところなく最下位。2回目は全部をまんべんなく使えたので1位。短時間で遊べる割に複数の盛り上がりどころがあるので、すごく良いゲームだと思った。「これ、ほしい」宣言。


★評価:ゴーダチーズを一塊

アッピア街道(Via Appia)/初プレイ/4人/3位/75分■

ローマを起点とする街道を建設していくゲーム。勝利点は街道の敷設にどれだけ貢献したかと、どのタイミングで街道上の目的地を通過したかで得る。先に進むには資金と街道の敷設が必要で、街道を敷設するには敷石が必要で、敷石は原石を切り出して加工しなくちゃダメ。先を見つつ、今できることを一生懸命やっていきましょう、という、ドイツゲームの王道のような作りだ。これだけだと、ものすごく頭を使う難しいゲームのように感じられるけど、石切場のギミックが重くなりがちな雰囲気を緩和してくれている。



コレでござる。3色の石がランダムに並んでいて、自分が持っている石を手前から一つ加えて押す。反対側から落ちた石を加工済みの石材として獲得できる。うまくやったつもりが「つるっと」したり、捨て石を入れて置いて後から落とすなんてテクも使えて面白かった。
今日の石切マスターは、恐らくkarokuさん。一番大きい石を次々と落として、手番の増加と選択肢を増やして圧勝。後半に追い上げた移動マスターいたるさんも惜しいところだった。


★評価:自宅で作るところてん

■アストラン(Aztl'an)/初プレイ/4人/1位/86分■

陣取り。ルールはシンプルで、いわゆる「剥き出し」って感じ。特殊効果を持つカードがランダム性を生み出している。この手のゲームはランダム性に頼るか、地道に行くかの二者択一じゃないのかなぁ、と思って後者の戦略を選択。地味に地味に勢力圏を拡大していくことに注力してみた。



最初のターンに「うまく攻撃してもらえた」ので、その後は順調。こういうマルチでは、最初に沈むに限るだに。
ボード上の各エリアが等価値であるなど、よくある陣取りとは違う部分もあるけど、これはこれで面白かった。次に遊ぶ機会があったら、違う戦略も試してみたいな。


★評価:あの娘がつくった塩むすび(藤正樹)

■PIX日本語版(PIX)/初プレイ/4人/最下位/38分■

チーム戦、お絵かき、意思疎通……あ、ダメ。好きだけど、絶対うまくいかないゲーム。『Linq』『テレストレーション』『Gift Trap』を遊んだ時の「どうせオレのことなんて、ダレもわかってくれないんだ(小石蹴り)」の悪夢がよぎる。



ホッ。やっぱり最下位だったけど、今日はとっても面白く遊べた。ドットで絵を表現するから、お絵かきの巧拙を問われないのがいい。もちろん、その分だけセンスが要求されるんだけどね。ふうかさんの「パラソル」にしてもkarokuさんの「ボタン」にしても、そのセンスの良さに感激してしまった。いたるさんの「カジキ」、正解できずにゴメン。


★評価:グレープフルーツジュース

■葉っぱでかくれんぼ(Die verzauberten RUMPELRIESEN)/初プレイ/4人/1位/8分■

妖精さんが葉っぱの下に隠れてるので、うまく見つけてあげましょう。でも、周りで見張ってる巨人に注意してね。



この手のゲームで負けるわけにはいかん(なんだ、そのモチベーションは)。最初は巨人を落としてしまってダメだったけど、残りの3手番はすべて妖精を発見して1位。エッヘン(だから、なに)。


★評価:自宅で作るたこ焼き


ふうかさん、karokuさんと遊ぶのは、これでたしか4回目。いつも困るんだよなぁ。遊ぶゲームが全部面白くって楽しくって、自分でもほしくなって買っちゃうから、財布の中身が寂しくなって(苦笑)。頑張って稼ぐようにするんで、また誘って下さいー。